2023.10.13

救済について

こんにちは!北口です。

今回は、ゴルフのルール【救済】です。

 

これは、ゴルフ場ではよく行われることですが、意外と正式に知らない方が多いです。 

よく知っているという方は確認で、初めて知る方はしっかりと読んでもらいたいと思います。 

 

 

【救済】とは、※障害物によってプレーが妨げられる時は、球がペナルティーエリアに入っている時を除いて受けることができる処置です。

 

※障害物

ゴルフ場で人工的に作られた物で、①OB区域を示す杭や柵、②OB区域内にある動かせない物、③協議委員会がコースと不可分の部分と指定した物を除いたすべての物をいいます。また、障害物には、『動かせる障害物』と『動かせない障害物』があります。

 

 

 動かせる障害物』

ビン、カン、ビニール類、バンカーレーキ、距離表示杭、その他境界線を示す杭、など、これらは動かして取り除くことができます。もし、動かせる障害物の上にボールが止まってしまった際は、罰なしにそのボールを拾い上げ、障害物を取り除いたあと、元あった場所にできるだけ近いところにドロップします。(グリーン上ならプレース)

ドロップとは、膝の高さからボールを落とすこと。止まった所からプレーする。救済のエリア内にボールが止まらなかった場合、再度ドロップし、そのボールもエリアを超えてしまった場合は、ボールが落ちた場所にリプレース(ボールを置く)処置を取ります。

 

 

『動かせない障害物』

木の支柱、道路(舗装、砂利)、橋、鉄柱、観客席、スコアボードなど。動かせない障害物の中、上または近くにボールが止まっている(ペナルティーエリアは除く)ために、スタンスがやスイングの妨げになっている時は、罰なしに救済を受けることができる。

 

 

◆ジェネラルエリアに球がある場合の救済

 ①ホールに近づかず、その動かせない障害物による障害がない場所で、球が止まっている箇所から最も近い地点(救済のニヤレスポイントという)を決めます。

 ②その地点から1クラブレングス以内でホールに近づかず、バンカー・ペナルティーエリア・グリーン以外の場所に落ちるようにドロップします。

 

 

◆バンカーに球がある場合の救済

 ジェネラルエリアと同じ救済が受けられますが、ニヤレスポイントはバンカー内でなければなりません。

また、1打罰を加えてホールとボールを結んだボールの後方線上(いくら後方に下がっても距離に制限ない)にドロップすることも選択可能です。

 

 

◆グリーン上に球がある場合の救済

 ペナルティーエリア以外の所の、完全な救済のニヤレスポイントにプレースします。

 

※救済において、拾い上げたボールは拭くことができます。

 

 

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