「ゴルフは楽しいけど、ほかの人とスケジュールを合わせたりラウンド中に相手に気を遣ったりするのが大変……」
そんな方には自分の都合に合わせて好きなときにゴルフができる「1人ラウンド」がおすすめです。
この記事では、1人ラウンドの特徴やメリット・デメリット、初心者の人が押さえておきたいポイントなどを詳しく解説しています。
ゴルフの1人ラウンドをじょうずに活用して、素敵なゴルフライフをおくりましょう。
ゴルフの1人ラウンドとは?
この章では1人ラウンドについて説明します。言葉は似ていますが、意味合いは大きく違う「1人予約」についても触れているので、ここで整理しましょう。
ゴルフを1人でプレーすること
ゴルフの1人ラウンドとは、ゴルフ場でゴルフを1人でプレーすることをいいます。通常のラウンドでは最低でも1組2人以上でプレーしなければなりません。しかし、1人ラウンドなら1人だけで18ホールをラウンドすることができる特別なプレースタイルといえます。
基本的に1人ラウンドは、平日や早朝といったゴルフ場が空いている時間帯にのみ受付していることが多いです。
「1人ラウンド」と「1人予約」の違い
「1人ラウンド」と「1人予約」は混同されがちですが、前述したとおり、「1人ラウンド」は1人でゴルフをプレーすることをいいます。それに対して「1人予約」は、ゴルフ場でのエントリーを1人で行い、1人でエントリーした人同士が組み合わさり、通常通りに複数人でラウンドすることをいいます。
つまり、1人でラウンドをするのが「1人ラウンド」で、結果的に複数人でラウンドするのが「1人予約」ですね。
「1人ラウンド」は「1人予約」に比べてまだまだマイナーな存在ですが、今後のゴルフ需要を考えると注目のプレースタイルです。
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1人でラウンドできるゴルフ場は増えている
一昔前ならありえなかった1人ラウンド。昨今の感染症対策としてゴルフ場が1人ラウンドを積極的に導入したこと、それが思いのほか好評だったことなどから、ラウンドの空きの多い日や時間帯を中心に1人ラウンドが可能なゴルフ場が増えてきています。
1人ラウンドは時代とゴルファーのニーズにマッチした、新しいプレースタイルといえるでしょう。
ちなみに、1人ラウンドは通常のラウンド予約と同様でインターネットを使って申し込みができます。しかし、大手のゴルフ場予約サイトには、1人ラウンドプランの検索機能が搭載されていません。なので地道にプラン名やラウンド備考欄をチェックして、1人ラウンドを探さなければいけません。それがむずかしい方は、ゴルフの1人予約サイトを選ぶのも一案ですよ。
ゴルフの1人ラウンドの特徴
この章ではゴルフの1人ラウンドの特徴について解説します。1人ラウンドの特徴を理解して、自分の性格やライフスタイルに適したプレースタイルかどうかを判断してみましょう。
平日しか受付をしていないゴルフ場が多い
ゴルフの1人ラウンドは、ゴルフの1人ラウンドは基本的に平日や早朝といった、ゴルフ場が空いている日や時間帯にのみ受付されています。ゴルフ場側も全体の運営効率を考えてプランを組んでいるので、当たり前かもしれませんね。
黙々とプレーする
ゴルフの1人ラウンドでは、ナイスショットを打ってもバーディーをとっても、自分以外に誰も見ていません。誰も見ていないので当然ながら誰も声をかけてくれません。
ただ黙々と自分のゴルフをプレーすることになるので、通常のラウンドとは違った雰囲気でゴルフができるでしょう。
プレー代は割高
ゴルフの1人ラウンドでは、通常のラウンドに比べて平均2,000〜3,000円ほど割高になります。ゴルフ場によっては、平日でも1人ラウンドになると休日のラウンド料金と同じぐらいプレー代金が上がることもあります。
1人ラウンドならではのルールや決まりはある?
基本的には1人ラウンドも通常のラウンドも同じです。あえて挙げるなら、一緒に回る人への配慮に関するマナーなどが一切不要なことでしょうか。
そのゴルフ場のルールにも気を配りつつ、マナーを守ってプレーすれば問題はないでしょう。
ゴルフ初心者でも1人でラウンドを回れる?
ゴルフ初心者でも1人でラウンドは可能です。前述した「1人予約」とは違って、1人ラウンドでは周りの目を気にせず、のびのびとプレーすることができるので、スコアがよくない人やゴルフをはじめたばかりの人にも負担は小さいかもしれません。
しかし、ラウンドでわからないことがあっても頼る相手がいないことや、夢中になるあまり後ろの組への配慮ができなくなることなどは心配材料として残ります。
スムーズにラウンドを回れるくらいの知識がある方であれば、技術的に初心者でも問題ないでしょう。
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ゴルフの1人ラウンドのメリット・デメリット
ここで、1人ラウンドの具体的なメリット・デメリットを整理しておきましょう。
1人ラウンドのメリット
- ラウンドで練習できる
- スコアを気にせずラウンドできる
- 純粋にゴルフのプレーを楽しめる
ラウンドで練習できる
誰かとラウンドするわけではないので、プレーの内容は自由です。あえて自分の苦手なクラブを使ったり、バンカーなど難しいシチュエーションから打っても問題ありません。ゴルフ場によっては打ち直しも可能です。
コースを回りながら、遠慮なく好きな練習ができることは、最大のメリットかもしれませんね。
スコアを気にせずラウンドできる
1人ラウンドではスコアを気にせずラウンドできるので、普段ならできない、思い切ったプレーができます。OBになりやすいホールであえてドライバーを打ってみたり、パー5で思い切って2オンを狙ってみたりなど、リスクのあるショットも思い切って打つことができます。
1人ラウンドをすることで引き出しが増えれば、コースマネジメントも楽になるはずですよ。
純粋にゴルフのプレーを楽しめる
通常のラウンドでは、同じ組の人の打球の行方やラウンド中の雰囲気など、プレー以外に気を遣うことがたくさんありますよね。しかし、1人ラウンドなら、他人のプレーを気にする必要がないので、純粋に自分のゴルフのプレーを楽しめます。
コースのレイアウトを見ながら、ゆっくりとコースマネジメントをしたり、自分のゴルフに集中できるので、純粋にゴルフが楽しめます。
1人ラウンドのデメリット
- 集中力がなくなる
- 孤独を感じる
- 待ち時間が長くなることもある
集中力がなくなる
1通常のラウンドなら、自分以外の人がいるため、ある程度の緊張感をもってプレーすることができています。しかし、1人ラウンドでは誰も見ていないので、OBやミスショットが出ても気にならなくなってしまうことがあります。気が緩むと、集中力も下がります。
雑なプレーになると練習にならないので、1人ラウンドをするときは集中してラウンドをするように心がけるのがよいでしょう。
孤独を感じる
1人ラウンドでは他人と回るストレスがない代わりに、孤独を感じることがあります。1人ラウンドでのラウンド時間はどんなに早くても、4時間はかかります。これだけの時間を会話をするわけもなく、1人で黙々とプレーしなければいけないので、向き不向きはありそうです。
待ち時間が長くなることもある
1人ラウンドでは前後の組の影響によって、通常のラウンド以上に次のショットの待ち時間が長くなることがあります。自分は1人でラウンドをしていても、前の組が3人や4人でラウンドしていたら、なかなか前に進めません。
「快適にゴルフをするために1人ラウンドを申し込んだのに、かえって待ち時間が長くなりストレスの多いラウンドになった」
なんてこともありえます。1人ラウンドをするときには待ち時間が長くなる可能性があることも理解しておきましょう。
初心者は、まずはラウンドレッスンがおすすめ!
1人ラウンドでは、他人の目を気にすることなく、自分のテーマに沿った練習やラウンドができるので、使い方次第で効果的な練習ができるでしょう。
しかし、いきなり1人ラウンドに挑戦するのはハードルが高く、躊躇してしまいますよね。
そんな方には、ゴルフスクールで行われているラウンドレッスンがおすすめです。ラウンドレッスンとは、ゴルフ場でインストラクターと一緒にラウンドしながら、ゴルフを教わるレッスンです。
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