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ゴルフのレイアップとは?基準や距離、メリット・デメリットを解説

ゴルフはどれだけ少ない打数でホールアウトできるかを競うスポーツで、1つのミスショットがスコアの崩れにつながります。そのため、メンタルの強さが必要なスポーツといわれています。

ラウンドを振り返ったときに「あのときの1打がなければ……。」という経験がある方も多いはず。

今回は、スコアメイクにつながる技術の1つ、レイアップについて解説します。

ステップゴルフ野口コーチ
監修者 野口
ゴルフにはミスがつきものであり、そのミスをいかに最小限に留めるかがスコアアップの鍵です。ミスを減らすための戦略「レイアップ」をマスターすることで、一気にスコアメイク能力が高まりますよ!

ゴルフのレイアップ(Lay up)とは?

ゴルフのレイアップとは、セカンドショット以降、グリーンを狙える距離にボールがあるシチュエーションでもグリーンを狙わず、意図的に次のショットが打ちやすいような位置に刻むショットのことを指します。

具体的には、グリーンを狙うことでOBや池などのリスクが大きい場合に、リスクを最小限に抑えるために使われることが多いです。

ここでは、レイアップの言葉の意味や語源、ゴルフでレイアップが必要なシチュエーションなどを紹介します。

レイアップの意味・語源

レイアップとは、元々は1927年に「一時的な仕事からの離職期間」という意味で使われはじめた言葉で、日本語訳では「貯める」「蓄える」「置いておく」などの意味があります。

一部の企業では、業務時間の合間に「仕事から離れたプライベートの時間を作る」という意味で使われており、「備える」「準備する」という意味で使われることもあります。

ゴルフのレイアップは「スコアを刻むこと」

ゴルフのレイアップは、グリーンを直接狙わずに次のショットのために打ちやすい位置に刻む(置きにいく)ショットのことを指します。

レイアップを使うシチュエーションは大きく2つ

1つめは、パー4やパー5のセカンドショットで、グリーンに届く可能性はあるものの、ボールが曲がったり飛び過ぎたりしたときに、OBや池のリスクが高いシチュエーションです。リスクを最小限にするためにレイアップを使います。

もう1つは、同じようにグリーンまで届く距離ではあるものの、ボールがある位置の状態(ライ)が悪く、無理にグリーンを狙うとミスショットが出る可能性が高いシチュエーションです。この場合は、次のショットを打ちやすい場所に置くために、レイアップが使われます。

また、レイアップという言葉はゴルフだけでなく、バスケットボールをはじめとしたほかのスポーツでも使われています。

バスケットボールでは、ボールをゴールに「置きにいく」シュートのことをレイアップシュートと呼び、ゴルフと同じように「置く」という意味合いで使われています。

参考:ティーショットで距離を抑えることもレイアップと呼ぶ?

グリーンを狙えるけれど意図的に狙わずに刻むことをレイアップと呼ぶため、ティーショットで距離を抑えて打つことはレイアップとは表現しません。

ただ、最近のゴルフ場ではワンオンを狙える短めのホールが作られており、ティーショットがうまく飛べばグリーンオンが狙えるシチュエーションがあります。

このような場合は、リスクを抑えるために短めのクラブを選択することをレイアップと表現することもあります。

レイアップは、スコアメイクに必要な技術の1つです。

長いクラブを使う場面ではダフリや引っ掛けなどのミスだけでなく、ボールとクラブの間に芝が入り意図せず飛距離が出過ぎてしまうフライヤーなどのミスも起こりやすくなります。

コースに潜む罠だけでなく、ボールのシチュエーションを正しく判断することがスコアメイクのコツです。

ゴルフのレイアップのメリット・デメリット

アマチュアゴルファーの間では、レイアップはビビりやチキンなどの言葉と合わせて使用されることがあり、弱気な守りのショットと勘違いされがちです。

しかし、レイアップはプロにも多く活用されているコースマネジメントの技術の1つで、スコアメイクには不可欠な技術です。

ここでは、レイアップのメリット・デメリットについて解説します。

メリット

レイアップのメリットは着実なスコアメイクができることです。

シチュエーションを考えず、グリーンを狙うショットばかりを打っていては、コースに潜む罠にハマってしまい、スコアの低下につながります。

レイアップは1打を犠牲にすると考えられることも多いですが、次のショットが打ちやすいような位置にレイアップできる技術を身に付ければ、リスクを最小に抑えたスコアメイクが実現できます。

デメリット

レイアップのデメリットはミスの連鎖が起こる可能性があることです。

レイアップの目的は、次のショットが打ちやすくなるように得意な距離や場所に刻むことですが、レイアップショットの技術がなければ、レイアップ自体でミスをして次のショットが打ちにくくなり、ミスが連鎖してしまいます。

レイアップをする際にはあらかじめ練習をして、レイアップの技術を磨いておく必要があります。

ステップゴルフのラウンドレッスンであれば、実践的にスコアメイクのノウハウが学べます。

ゴルフのレイアップをするか否か、判断基準は?

セカンドショットで、グリーンに届きそうな距離にあると、直接グリーンを狙いたくなるのがゴルファーの心情です。

こんなとき、グリーンを狙いたい気持ちをぐっと我慢するために、自分の中でレイアップする基準を持っておくと大叩きを抑えることができます。

レイアップの判断基準の参考例として「ナイスショットをしたときに得られるチャンスとの兼ね合い」を考えるとよいかもしれません。

ナイスショットをしたとしても、次のショットでピン位置が狙いづらかったり、池やバンカーなどのハザードが邪魔をして、バーディやパーのチャンスがないシチュエーションでは、無理をするメリットがないため、レイアップの判断が必要です。

また、ショット自体の成功率が50%未満の場合も、レイアップを選択肢に入れましょう。

ショットの成功率は、グリーンまでの残り距離だけでなく、苦手なクラブで狙わなければいけない場合や、ボールの位置・アドレスをとる際の傾斜も含めて判断するようにしましょう。

多くのゴルファーは、セカンドショットのクラブを「グリーンまで届く距離」という理由で選択することが多いため、レイアップを選択できる判断基準を持つことはライバルに差をつけるきっかけになるかもしれません。

ゴルフのレイアップで目安となる距離について

レイアップは、次のショットを得意な距離で打つための調整に使われます。

ゴルファーの多くは100ヤード周辺が得意な傾向にあるので、ピッチングウェッジや9番アイアンなどのショートアイアンを使って、フルショットで打てる距離を残すようにするのがよいでしょう。

ここでは、レイアップするときの距離について解説します。

グリーンまで残り230ヤード

ヘッドスピードが速く、距離が出るゴルファーだとウッドで狙える距離ですが、グリーン周辺にはバンカーやOBなどの罠が配置されていることが多く、直接グリーンを狙うにはリスクが大きいです。

このシチュエーションでレイアップする場合は、ウッドやロングアイアンで中途半端な距離を残すよりも、ミドルアイアン以下のクラブでレイアップし、次のショットでピンを狙って打てる距離を残す必要があります。

このような場面では、レイアップでナイスショットが出ても、残したい距離を超えないクラブを選択するようにしましょう。

グリーンまでの距離が長いと、できるだけグリーンに近づきたいという思考がはたらきます。その結果、狙っていた距離よりも飛び過ぎてしまい、次のショットをフルショットで打てずに、ミスにつながることがあります。

グリーンまで200ヤード以上ある場面でミドルアイアンやショートアイアンを使うことは抵抗があるかもしれませんが、残したい距離からさかのぼって計算することがレイアップの鉄則だと覚えておきましょう。

グリーンまで残り180ヤード

ウッドやハイブリッド(ユーティリティ)、アイアンでも狙える可能性がある距離です。

ただ、いずれの選択でも長めのクラブでグリーンを狙うことになるため、ボールのシチュエーションによっては1打のミスが大叩きにつながりやすい距離でもあります。

このシチュエーションでは、100ヤードを残すレイアップの選択ではなく、もっともアプローチしやすい場所にレイアップすることを意識しましょう。

アプローチショットでミスをしても、バンカーに絶対に入らない位置を狙うことがリスクの最小化につながります。

ゴルフのレイアップの打ち方

レイアップショットは、ターゲットが曖昧であるため、狙いが散漫になりがちです。

次のショットが打ちやすい場所にレイアップするため、時にはグリーンを狙う以上にショットに集中する必要があります。

ここでは、レイアップの打ち方について解説します。

グリーン周りのリスクを抑えるレイアップショット

レイアップショットのコツは、使い慣れたクラブといつも練習しているショットでレイアップすることです。

普段打たないような低い球をイメージしたり、長いクラブでハーフショットを試したりすると、経験不足からミスショットが出やすくなります。

特に、練習場でフルショットしか練習しない方は、レイアップの場面でもフルショットをすることが一番ミスの少ない選択だといえます。

ボールのライが悪い場合のレイアップショット

グリーンが狙いにくいライにある場合は、ウェッジやショートアイアンでレイアップすることも1手です。

特に「グリーンを狙うにはボールのライが悪い」といった場面では、スイングアークの小さいショットが成功率を高めます。

また、木やバンカーを避けたいシチュエーションでは、フェアウェイセンターを目標にアプローチするイメージでレイアップするようにしましょう。

ただし、短い距離をレイアップするからといって適当なスイングになってしまうとダフリやトップ(ボールの上部を叩いて、ボールが飛ばずに転がってしまうこと)の原因になるので、しっかりと体で打つように意識しましょう。

ステップゴルフならスコアメイクも学べる◎

レイアップはスコアをまとめるための技術の1つで、ミスが起きやすいシチュエーションを回避する、スコアメイクに不可欠なショットです。

特に、18ホールのうちに複数回大叩きしてしまう方は、レイアップを身に付けることで大きなスコアの改善が期待できます。

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