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ゴルフの誤球とは?ペナルティや誤球された場合の対処についても解説

ゴルフを楽しむ中で意外と遭遇しやすい「誤球」と呼ばれるミス。このミスは、初心者だけでなく経験者にも起こり得るものです。

この記事では、誤球とはそもそも何なのか、発生する原因や対応方法、さらにはプロゴルファーの誤球事例まで詳しく解説していきます。初心者はもちろん、経験者にとっても役立つ内容ですので、ぜひ最後までお読みくださいね。

STEPGOLF毛利隆彦
監修者 毛利
ゴルフボールの外見が似ていることから、「誤球」は多くの人が遭遇する可能性がある問題です!

ゴルフのルール「誤球」とは?

ゴルフをプレーする中で、多くの人が遭遇する可能性がある「誤球」。これは、自分のボールではなく、ほかのプレイヤーのボールを誤って打ってしまうことを指します。ルール上、誤球は厳格に禁止されており、ペナルティが科される場合もあります。(ペナルティについては次章で詳しく解説します。)

では、なぜ誤球が発生してしまうのでしょうか?実際のラウンドでは、次のような状況が考えられます。

よくある誤球の原因

  • 似たようなボールを使用している
  • 確認不足で他人のボールを打ってしまう
  • ボールが見えにくい状況下でのミス

市販されているゴルフボールは外見が似ていることが多く、自分のボールと他人のボールを混同してしまうケースがあります。

また、ラウンド中に急いでプレーを進めようとすると、ボールに印字された番号や自分がつけた印(マーク)を確認せずにショットしてしまうことがあります。

ラフや木陰、バンカーなどでボールが見えにくい場合は、自分のものだと思い込んで打ってしまうミスも少なくありません。

誤球は他人事ではない

誤球は初心者だけの問題ではなく、経験豊富なプレイヤーであっても注意不足や焦りによって発生することがあります。そのため、「自分には関係ない」と考えずに、ルールを学び、適切に対処できるようになることが大切です。

誤球を防ぐためには、日頃からルールとマナーを意識することが重要です。特に初心者の方は、ラウンドレッスンなどで基本を学ぶことで、プレー中の不安を解消し、よりゴルフを楽しめるようになります。

誤球の処置(ペナルティ)は何打罰?

誤球が発生した場合、競技ゴルフのルールでは以下のペナルティが科されます。これを理解しておくことで、ルール違反を防ぎ、スムーズなラウンドを楽しむことができます。

誤球のペナルティ(2023年時点)

ストロークプレーの場合誤球を打ったプレイヤーに2打罰が科されます。誤球を打ったショットは無効となり、正しいボールを元の位置に戻してプレーを再開する必要があります。
マッチプレーの場合誤球を打った時点で、そのホールは負けとなります。

誤球の最新ルールはいつのもの?(2025年1月現在)

誤球に関するルールは、2019年に大幅な改訂が行われています。この改訂は、ゴルフのルールをよりシンプルで理解しやすくすることを目的に、国際ゴルフ連盟(R&A)と全米ゴルフ協会(USGA)によって実施されました。

2019年改訂では、プレイヤーが自分のボールであることを確実に確認する責任が強調されました。これにより、誤球の防止策として以下の点が重視されています。

  • ボールにはプレイヤー自身が分かるように印(マーク)をつけること。
  • ショットの前に番号やマークを必ず確認すること。

これらについては、2023年1月施行の規則でも同様の記述がなされています。

出典:
2019 年ゴルフ規則|JGA
ゴルフ規則|JGA

ちなみに、以下のように、誤球以外にも初心者が間違えやすいペナルティがあります。

  • 空振り。空振りは1打とカウントされます。無意識でもクラブがボールを打つ意図を持った場合、ペナルティが適用されます。
  • 紛失球やOB。紛失球やOBの場合、打ち直しに加えて1打罰が課されます。また、紛失球の場合、探しに行っても見つからないケースがほとんどであり、その場合はその場所から2打罰が課されます。

誤球に気づかずホールアウトするとどうなる?

誤球に気づかないままホールアウトしてしまった場合、ルール違反となり、重大なペナルティが科されます。ストロークプレーでは、正しいボールでホールアウトすることがルールで義務付けられており、誤球でホールアウトするとそのホールのスコアが無効となります。

また、ホールアウト後に誤球が発覚した場合、ルールに従い元の位置に戻り、正しいボールで再度プレーを行う必要があります。この場合、誤球に対して2打罰が科されます。

もしも誤球をしたまま次のホールに進んでしまった場合、スコアの提出時点でルール違反と判断され、競技失格となることもあります。特に競技ゴルフではルールの遵守が厳格に求められるため、プレー中は常に自分のボールを確認する習慣を持つことが大切です。

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特定の場面での誤球の扱い

ゴルフでは状況や場所によって誤球の扱いが異なる場合があります。特に特殊なエリアであるバンカーやその他の場面では、ルールに基づいた適切な対応が求められます。それぞれのケースについて詳しく説明します。

バンカーでの誤球

バンカー内で誤球をしてしまった場合も、通常の誤球と同じように2打罰が課されます(ストロークプレーの場合)。誤球に気づいた場合は正しいボールの元の位置に戻し、再度プレーを行う必要があります。

バンカー内ではボールが砂に埋まっていることが多く、確認が難しいため、他人のボールを誤って打ってしまうリスクが高まります。そのため、砂を慎重に取り除いてボールのマークや番号を確認することが重要です。

また、ボールを確認するために拾い上げる必要がある場合は、ほかのプレイヤーに意図を伝えた上で行うようにしましょう。

フェアウェイやラフでの誤球

フェアウェイやラフでも、誤球のリスクはあります。自分と似たボールが近くにある状況では、確認作業を怠ることで誤球につながる可能性が高くなります。

グリーンでの誤球

グリーン上で他人のボールを誤って打つことは通常起こりませんが、もし発生した場合には、やはり誤球としてペナルティが課されます。

誤球されたあとの対応とマナーについて

自分のボールがほかのプレイヤーに誤って打たれてしまう、いわゆる「誤球された」場合にも、冷静で適切な対応を取ることが重要です。

誤球された場合の対応手順

  1. ボールが誤球されたことを確認する
  2. 相手プレイヤーに誤球を伝える
  3. 正しい位置にボールを戻す
  4. 誤球したプレイヤーはペナルティを受ける

また、誤球されたときは、トラブルを防ぐためにもプレイヤー同士のコミュニケーションを円滑にすることが重要です。

対応のポイントは、以下のとおりです。

  • 感情的にならない
  • 誠意を持った態度で対処する

誤球された場合も、正しい対応とマナーを心がけることで、トラブルを最小限に抑えることができます。ゴルフのルールを理解することはもちろん、相手を尊重した行動がゴルフの精神に則ったプレーにつながるはずですよ。

プロゴルファーでも誤球をすることがある?

プロゴルファーのような高い技術と経験を持つ選手でも、試合中に誤球をしてしまうことがあります。以下に、実際に起こった有名な事例を紹介します。

ウィル・ザラトリス選手とキャム・デービス選手の誤球(2025年)

2025年のザ・セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ最終日、ウィル・ザラトリス選手とキャム・デービス選手は、15番ホールの第3打で互いのボールを誤って打ってしまうミスを犯しました。両選手はグリーンに到達するまで誤球に気づかず、その結果、各自2打罰を受けました。

このペナルティにより、ザラトリス選手は約2,000万円、デービス選手は約5,200万円の賞金を逃すこととなりました。

ちなみにこのツアーでは、松山英樹選手が通算35アンダーで優勝しています。

ユン・イナ選手の誤球(2022年)

韓国女子プロゴルファーのユン・イナ選手は、2022年6月の韓国女子オープン初日に誤球を犯し、その事実を約1か月間報告せずにプレーを続けました。この行為が発覚した後、彼女は韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)から3年間の出場停止処分を受けました。(後に1年6か月に短縮されました。)

コースレッスンでルールとマナーを身につけよう!

これまで解説してきたように、誤球を含むゴルフのルールやマナーは、競技をスムーズに楽しむために重要です。しかし、実際のラウンドでこれらを完全に理解し、実践することは簡単ではありません。

そこでおすすめなのがコースレッスンです。

コースレッスンでは、実際のラウンドを通じて誤球を防ぐための確認方法や、誤球が発生した場合の正しい対処法など、実践的な知識を自然と身につけることができます

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