ゴルフ初心者は何から練習すべき？基礎づくりに役立つ練習方法を解説

昨今の新型コロナウイルスの影響で、密になりにくいゴルフの人気が高まっています。「私もコロナウイルスを気にせず、ゴルフ場でゴルフをプレーしたい！」と思っても、そのために何からどうやって練習すればよいか、初心者にはわからないですよね。

この記事ではそんなゴルフ初心者のために、ゴルフスイングの基礎づくりに役立つ練習方法や考え方を解説していきます。

ゴルフの練習は効率も大事。知識を武器に練習を積めば、あっという間に周りの人にも追いつけるはずですよ！

ゴルフの初心者は「スイングの基本練習」から

ゴルフはとにかく基礎が大切なので、基本の練習を徹底的にやりたいところ。しかし基本の練習は反復的な練習が多く面白みが少ないので、自己流のゴルファーほどおろそかにしがちです。この章ではなぜ基本が大切なのか、わかりやすく解説していきます。

スイングの基礎作りはなぜ大事？

基礎をおろそかにする、練習を積み重ねるうちにスイングが破綻してしまい、あるときからビタッとスコアが伸び悩むことはよくあることです。とくに100や90といったスコアあたりで壁に当たる方が多くみられます。

逆に基礎をしっかりと作っていると、そこに技術や経験を上乗せしていくだけなので、スムーズに上達しやすくなります。

初心者が練習すべきクラブの順番は？

初心者は7番アイアンから練習したほうがよいと聞いたことがあるかもしれません。決して間違いではありませんが、7番アイアンが上手く打てるようになったからといって、基本に忠実なスイングができるようになるわけではありません。

なので、どのクラブで練習をはじめても大丈夫です。

クラブの順番でなくフォームを磨く

大切なのはクラブの順番でなく、フォームを意識した練習です。

初心者はどのクラブから練習しても問題ないので、フォームを意識した練習を心がけましょう。

クラブ別、練習で得られるメリット

「じゃあ結局どのクラブがよいの？」となりますね。そんな方のために、各クラブで練習するメリットをまとめてみました。自分の理想や考え方にあったクラブを選んで練習しましょう。

数カ月後にゴルフコンペがある、などゴルフデビューの日にちが決まっている方は7番、8番アイアンから練習するのがよいでしょう。7番、8番アイアンはゴルフコースでも使用する機会が多いので、得意クラブにしておくとコースでも安心して使用できますよ。

時間をかけて基礎を固めたい方はアプローチウェッジなど、短いクラブから練習すると成長が実感できて効率的に上達できます。自分の性格やプランにあったゴルフクラブから練習しはじめましょう。

スイング以外に身につけるべきことは？

グリップ

ゴルフをはじめたばかりの方や、初心者ゴルファーがおろそかにしがちなのが、グリップの握り方です。最初の段階であるグリップの仕方を間違えると、徐々にスイングが狂ってきます。グリップの形に正解はないので、自分の体格や感覚にあった正しい形のグリップを覚えましょう。

ルールとマナー

ゴルフはマナーのスポーツといわれています。細かいルールまで覚える必要はありませんが、ゴルフデビューの日に慌てないためにも、最低限のルールとマナーは頭に入れておきましょう。

ゴルフクラブを持たない練習も効果的

ゴルフクラブを持たない練習も有効です。家やちょっとしたスペースでもできるのでぜひやってみてください。

スローイング

狙ったところにボールやものを投げるスローイングは距離感覚を磨くのに適した練習です。ゴルフはパターやアプローチなどで、自分の距離感覚を頼りにする場面の多いスポーツです。距離感覚を磨くためにも日頃から、狙った場所にボールやものを投げる練習をしてみましょう。

自宅でかごにボールを投げ入れてもよいですし、ゴミ箱にゴミを投げ入れても、距離感覚を養うトレーニングになります。

ストレッチ

ストレッチもゴルフクラブ不要です。毎日のストレッチで、スイングが楽になったり、可動域が増えてより遠くへ飛ばせるようになったりします。仕事の合間などちょっとした時間でもできるので、日常的にストレッチをするようにしましょう。

タオル素振り

タオル素振りによって、全身を効率的に使ったスイングを習得できます。タオルを強く振ろうとすると手だけでなく、下半身、腰、肩、腕と全てを連動させないといけません。自宅でも気軽にできるのでおすすめの練習方法です。

何からはじめればよいかわからなければ、ゴルフスクールがおすすめ！

ゴルフ界では自己流は事故流、なんて言葉があるくらい、自己流でやると壁にぶつかるものです。

ゴルフスクールに通えば、そんな壁にぶつかることはありません。試行錯誤を繰り返す時間がもったいないと感じる方はゴルフスクールに通いましょう。この章ではゴルフスクールに通うメリットを解説します。

初心者専用カリキュラムがある

どのゴルフスクールもゴルフクラブを初めて握るような方のために、専用のカリキュラムがあります。そのため、これからゴルフクラブを用意するような方でも、グリップの握り方から実際にゴルフ場でのゴルフデビューまで、やさしく丁寧にレッスンしてくれます。

また、ステップゴルフのように、個人カルテを作成してそれぞれにあった練習を提案しているゴルフスクールもあります。専門的、科学的アプローチで道を示すので、何から練習すべきか迷う初心者の方にはおすすめですよ。

インストラクターはレッスンのプロ

ゴルフスクールでゴルフを教えてくれるインストラクターは、ゴルフを教えるプロです。そのため初心者でもわかりやすくゴルフを教えてくれます。ゴルフスクールによっては、実際にプロツアーを経験した実力者から、独学でゴルフをはじめてレッスンプロとなった方まで在籍しています。

インストラクターの経験、知見がつまった実践的なゴルフも学べるのもゴルフスクールの魅力でしょう。

無料体験でいろいろ質問できる

ゴルフスクールでは、スクール内の雰囲気やインストラクターとの相性などを無料で体験できます。ゴルフのスイングについてはもちろん、ゴルフスクールの料金プランや設備、男女比までなんでも質問できるので、少しでも気になる方はぜひ無料体験を利用してみましょう。

初心者がやってはいけない練習は？

ここからは初心者がやってはいけない練習について解説していきます。どれだけ頑張って練習しても、間違った練習をしていたら上達は難しくなります。効率的に上達するためにもやってはいけない練習をよく理解しておきましょう。

何も考えずに練習する

ゴルフの練習において、練習のテーマを決めずにただ黙々とボールを打つのはやめたほうがよいでしょう。1球1球、自分のフォームを意識しながら練習しましょう。50球打ったら少し休憩する、などメリハリをつけると、集中して練習が続けられますよ。

フルスイングで練習する

フルスイングでたくさん練習するのも初心者がやってはいけないダメな練習です。フルスイングはフォームが固まっていない初心者がたくさん行うと、フォームが崩れやすくなります。フルスイングの練習も必要ですが、球数は少なめにしましょう。目安は100球打つならそのうちの10球程度がよいでしょう。

周りの目を気にして練習する

周りの人の目や打球を気にして練習するのもおすすめできません。周りの目を気にすると、よい格好をしようとして、無理に遠くへ飛ばそうとしてしまいます。それではフォームがバラバラになってしまいます。初心者はとにかく周りの目を気にせず、自分のフォームを意識しながら練習しましょう。

ゴルフ初心者におすすめの練習場所

ここからはゴルフ初心者におすすめの練習場所を紹介します。それぞれメリット・デメリットもあるので、自分のライフスタイルにあった練習場所を選択しましょう。おすすめの練習場所のメリット・デメリットをまとめてみたので、自分にあった練習場所選びに活用してください。

打ちっぱなし

打ちっぱなしはもっともメジャーな練習場所で、初心者にもおすすめの練習場所です。広々とした開放感のなかで、ゆったりと気持ちよく練習できます。打ちっぱなし場によっては打ち放題プランなどもあり、リーズナブルに練習できます。打ちっぱなしは初心者から上級者までおすすめの練習場所です。

打ちっぱなしでおすすめの練習はショートスイングです。ショートスイングとはスイングのテークバックからフォロースルーを腰から腰までで終わらせるスイングのことです。このハーフスイングは全てのショットの基本にもなるので、初心者のうちに徹底的にやっておきましょう。

室内練習場

室内練習場は室内の快適な環境のなかで、周りの目を気にせず練習できる練習場所です。場所によっては、打席に弾道解析機器やビデオカメラが設置されていて、自分のスイングを動画でチェックしたり、スイングをデータ化されたものを確認できたりするので、充実した練習ができます。

室内練習場でおすすめの練習方法は、解析機器を駆使することです。自分のスイング動画をチェックするときは、動画にラインやチェックを入れてフォームを確認しましょう。スイング時に背骨のライン（スパインアングル）がぶれていないか、顔は上下左右に動いてないかなど、解析機器を駆使して自分のフォームを確認していくことで美しいスイングが手に入れられますよ。

定額制のゴルフスクール

定額制のゴルフスクールは、これからゴルフをはじめる方やゴルフを効率的に上達したい初心者にはおすすめの練習場所です。定額制なので、どれだけ通っても月々の支払料金が変わりません。たくさん練習するゴルフ初心者には魅力的なポイントですね。またゴルフクラブやゴルフシューズもレンタル無料なので、仕事帰りや買い物帰りにでも気軽に立ち寄れます。

解析機器がおいてある店舗なら、上述の室内練習場と同じメリットもありますね。

店舗によっては初心者に特化したカリキュラムや女性インストラクターによるレッスンもあるので、初心者や女性でも安心して通えます。少しでも気になる方は、無料体験だけでも受けてみることをおすすめします。