ゴルフをやっていてもなかなかうまくなれなくて、もどかしい思いをしている方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、ゴルフがうまくなりたい方に向けて、上達の心構えスコアメイクのポイント、スコア別の練習方法について解説していきます。
ゴルフがうまくなる人の特徴は?
ゴルフがうまくなる人に特徴はあるのでしょうか。
ここでは、プレイヤーの性格とゴルフのうまさの関係や練習しなくてもうまい人の特徴などについて解説していきます。
ゴルフのうまさに性格は関係ある?
ゴルフのうまさとプレイヤーの性格には関係があるのでしょうか。
結論からいうと、関係あります。
ゴルフはメンタルのスポーツといわれるくらい、心が大事なスポーツです。そのため、性格や考え方の影響は小さくありません。
ゴルフのうまい人の性格には以下のような特徴があります。
- 切り替えが早い
- 継続できる
- 周りに気を配っている
切り替えが早い
ゴルフは、どんなに技術が優れている人でも必ずミスショットをしてしまいます。
ゴルフがうまい人は、ミスショットを引きずらない切り替えの早さがあります。ミスを取り返そうと焦るのではなく、冷静に次の一手として最善の選択を探します。
また、ゴルフではプレー中に他人とおしゃべりする機会もあります。
ゴルフがうまい人は、直前まで他人と楽しく談笑していても、自分のショットのタイミングですばやく集中力を高められます。
こういった切り替えの早さがある人は、ゴルフがうまくなりやすいといえるでしょう。
継続できる
ゴルフの上達には相応の練習が必要なので、うまい人ほど継続力があります。
とくに、アプローチやパター、筋力トレーニングといった地味な練習をコツコツと継続できるタイプの方は上達しやすいです。
周りに気を配っている
ゴルフは自然のなかでプレーする競技です。そのため、地形や風の影響をモロに受けてしまいます。
ゴルフがうまい人は、常に周りの状況に気を配り、ショットに影響する要素を見逃しません。
また、マナーや安全にも気を配れるのもうまい人の特徴です。
練習しなくてもうまい人もいる?
ゴルフを練習しなくてもうまい人はいるのでしょうか。
まったく練習しなくてもうまい人というのはなかなかいません。しかし、少ない練習量でもうまくなる人とたくさん練習してもうまくならない人がいます。
その差は以下の3つの点にあります。
- 目的意識を持って練習している
- コースマネジメントを考えている
- ゴルフを楽しんでいる
目的意識を持って練習している
少ない練習量でうまくなる人は、しっかりと目的意識を持って練習しています。
自分のなかにどんな課題があるかしっかり把握した上で、それをどう改善するべきかを考えて練習します。
そうすることで、自分のなかにある不安要素をひとつずつ潰せるようになります。
コースマネジメントを考えている
コースマネジメントを考えている人は、少ない練習量でも上達しやすいです。
コース本番では、傾斜や風など、毎回違った条件でショットする必要があります。そのため、常にナイスショットを狙うよりも、その時々によって最適な選択を考えたほうがスコアアップを狙えます。
普段の練習から、コースマネジメントを考えることで、本番で使えるショットの練習ができるようになり、効果的な上達が可能です。
ゴルフを楽しんでいる
あたり前のことかもしれませんが、ゴルフがうまくなりやすい人はゴルフを楽しんでいます。
ゴルフはなかなか上達しない期間が続くことがありますが、そういった期間でもゴルフを楽しんで練習できる人は、うまくなりやすい人といえるでしょう。
ゴルフが突然上手くなることもある?
ゴルフは突然うまくなることがあります。理由の一つは、止まったボール打つという特徴から、スイングの変化がすぐに結果として表れるため。
また、コースマネジメントの考え方を身につけるだけでも突然スコアがよくなることがあります。
常にナイスショットやパーを狙うだけでなく、状況に応じてショットを打ち分ける、あえてボギー狙いでプレーするといった、守りを選択できるようになるとスコアがよくなりやすいです。
上記のように、急にスコアがよくなったり、飛距離が伸びたりすることがありますが、それまでの練習の積み重ねによるものであることは変わりありません。
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ゴルフがうまくなりたい人が知っておくべき心構え
ここからはゴルフがうまくなりたい人が知っておくべき心構えについてご紹介していきます。
一瞬で必ずうまくなる方法はない
まずおさえておきたいのは、一瞬で、しかも必ずうまくなる方法は存在しないということです。
ゴルフの上達にはそれ相応の時間がかかります。スコア100切り達成まで1年以上かかるというのは普通ですし、10年やっても100切りできないという人もいます。
もちろん、練習頻度や練習時間にもよります。
また、上達の方法は人によって異なるため、絶対に上達する方法というものはありません。ある人には最適なスイング理論があっても、別の人にはそのスイング理論が最適であるとは限りません。
自分にとって最適なスイングを見つけることも、ゴルフ上達に時間がかかる原因になります。
うまくならないストレスとうまく付き合う
先述したとおり、ゴルフはなかなか上達には時間がかかってしまうスポーツです。そのため、なかなかうまくなれずにイライラしてしまうこともあるでしょう。
ゴルフがうまくなるためには、こういったストレスとうまく付き合っていくことも大切です。
うまくならないからといって、適当な練習になってしまったり、練習をやめてしまったりすると上達できなくなってしまいます。
ゴルフ上達には、必ず壁に当たるタイミングがあることを理解しておきましょう。
周りのアドバイスを無視しない
ゴルフがうまくなりたい人は、周りのアドバイスを無視しないように心がけましょう。
周りからのアドバイスをすべて無視して、我流で進むことは危険です。
すべてのアドバイスが上達の助けになるわけではありませんが、最初から意味がないと決めつけずに、まずはアドバイスどおりにやってみるようにしましょう。
やってみて、自分には合わないようであればやめればよいですし、うまくいくようであれば続ければよいといえます。
他人からの助言をうまく活用して上達を目指しましょう。
スコア別!今よりゴルフがうまくなる練習は?
実際に、上達のためにはどのような練習が効果的になるのでしょうか。
ここからは、現在のスコア別に練習方法をご紹介していきます。
スコアが120以上の方
スコアが120以上の方向けの練習について解説します。
スコアが120以上の場合は、とにかく余計なミスを減らすことが重要です。
具体的な練習方法は以下のとおりです。
- スコアメイクを学ぶ
- ドライバーのミスを減らす
- パターは3パット以内に入れる
スコアメイクを学ぶ
まずは、スコアメイクについて学んでおきましょう。
120を切るためには、各ホールどれくらいで回る必要があるのでしょうか。
すべてのホールをダブルボギーで回るとスコアは「108」です。
全ホールをダブルボギーで回っても、あと11打多く打てることがわかります。各ホールの目標をダブルボギーとして、11打分をどこで使うべきか考えながらプレーしてみましょう。
ティーショットのミスを減らす
ティーショットのミスを減らすことも重要です。
多少のOBや池ポチャは許容範囲ですが、出すぎるとスコアをまとめられません。
ドライバーのミスを減らすためには、グリップを短く持ってスイングしてみましょう。それだけでも、スイングがコンパクトになるためミスが小さくなります。
また、必ずしもティーショットでドライバーを選択する必要はありません。
状況に応じて、ウッドやアイアンを選択していきましょう。
パターは3パット以内で入れる
スコアがなかなかまとまらないという方の多くは、パッティングの回数が多いことが挙げられます。
ドライバーで飛ばす1打も、パターで転がす1打も同じ1打であることを忘れてはいけません。
パターは必ずしも1打で入れる必要はありません。
ロングパットを1打で狙いに行くと、最悪の場合同じ距離を残してしまう可能性があります。1打目はカップの1メートル以内を狙うようにして、3パット以内を目標にしましょう。
スコアが110前後の方
スコアが110前後の方は、先ほどの120以上の方に比べるとショットが安定してきているはずです。
ここでは、安定して110を切れるような練習についてご紹介していきます。
先ほど、すべてのホールでダブルボギーだとスコアが「108」になるとご紹介しました。
そのため、110を切るには全ホールでダブルボギーが目標値です。
ご紹介する練習方法は以下のとおりです。
- ハーフスイングを練習する
- OBを打たないクラブを身につける
スコア110前後の方は、大たたきの原因となるようなOBや大きなトラブルを避けることが大切です。
ハーフスイングの練習で、飛距離ではなく安定してフェアウェイを狙えるようになります。
また、ティーショットの際にOBを避けるため、状況に応じて安定してフェアウェイを狙えるクラブを身につけておきましょう。
100切りを目指したい方
100切りを目指したい方はさらにミスを減らす必要があります。スコアメイクでいうと、すべてのホールでボギーだとスコアは「90」です。
そのため、すべてのホールでボギーを狙いつつ、状況によって9ホールでダブルボギーを狙っていきます。
具体的な練習方法は以下のとおりです。
- アプローチとパターの練習をする
- バンカーの練習をする
アプローチとパターの練習をする
100切りを達成したい場合には、アプローチの練習が効果的です。
各ホールボギーでも100を切れるので、飛距離を伸ばす必要などはありません。
グリーン周りでいかに少ない打数でカップに入れられるかが重要です。
アプローチとパターの練習で大切なのは、距離感と方向です。
カップは小さいので、狙った場所に正確に打っていく必要があります。
距離感を掴むコツは、長い距離と短い距離を交互に練習することです。
練習場では、同じ距離に集中してしまいがちですが、本番では毎回違う距離を狙う必要があるため、効果的です。
バンカーの練習をする
どんなに気をつけていても、バンカーやラフといったトラブルは避けられないことがあります。
とくに、バンカーは練習していないと一発で抜けられない場合があります。
バンカーショットを練習しておくと、トラブルにも冷静に対応できるためスコアアップに効果的です。
参考:いくら練習してもうまくならないダメな練習は?
ゴルフの上達には時間がかかると解説しましたが、ただ時間をかけているだけではうまくならない場合もあります。
うまくならない練習の特徴は、目的がないことです。
なんとなく練習場に行って、ナイスショットの練習ばかりしていると、球を打つのはうまくなるかもしれませんが、スコアアップにはつながらない場合があります。
目標となるスコアを明確にして、そのために足りないものはなんなのか、というところをしっかり把握して練習に臨みましょう。
【女性向け】ゴルフがうまくなりたいなら何をすべき?
女性は男性に比べて筋力がなく、飛距離が出しづらい傾向があります。そんな女性の場合はどのような練習が効果的でしょうか。
ここでは、女性向けの練習方法などをご紹介します。
正しいスイングを身につける
筋力の少ない女性の場合、クラブの重さに負けてしまい、体が左右によろけてしまうことがあります。
これでは、力がうまく伝わらないほか、ボールに当たらないこともあります。
この場合、体の向きに注意してスイングしてみましょう。
バックスイング時にはおへそが右を向くように、ダウンスイング時にはおへそが左を向くようにして振ります。そうすることで、全身を使えるため、クラブの重さに負けずに振れるようになります。
正しいグリップを身につける
ゴルフは握り方ひとつでもスイングが変わります。
女性の場合は、左手をかぶせるように握るストロンググリップがおすすめです。
ストロンググリップにすることで、クラブをしっかりと握れるようになるため、握力がなくても飛距離を伸ばしやすくなります。
ゴルフが上達しない女性は何が原因?
なかなかゴルフが上達しないという方は、ボールをクラブに当てに行くようなスイングになっているかもしれません。
比較的スポーツ経験があり、筋力もあるという方は、しっかりクラブを振れますが、そうでない方の場合はクラブを振ることよりもボールに当てることを意識してしまっている場合があります。
ボールに当てるよりもクラブをしっかり振るという意識を持って練習してみましょう。
ゴルフの上達にはレッスンが最適!
ゴルフの上達には時間がかかりますが、レッスンを受けることで効果的かつ短期間での上達が見込めます。
ゴルフのレッスンなら短期間での上達が見込める
ゴルフのレッスンでは、レッスンのプロが直接スイングなどを指導してくれます。そのため、一人で練習するよりも圧倒的に短期間での上達が見込まれます。
ゴルフがうまい人は、お金も時間も惜しまない傾向があります。当然、レッスンにもお金をかけている場合が多いです。
ゴルフレッスンはお金はかかりますが、その分短期間で効率的な上達が可能です。
自分のレベルにあったレッスンを受けられるスクールを選ぼう!
ゴルフレッスンは、さまざまなレベルに合わせて受けられます。
初心者向けはもちろん、中級者や上級者向けのレッスンを受けられるスクールも存在します。そのため、自分にあったスクールの選択が重要です。
スクールの体験入学などを通して、自分にあったスクールを選びましょう。
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