せっかくゴルフをするなら、ゴルフスコア100は切りたいですよね。
ゴルフ界には100を切ったら1人前という風潮があります。しかし100切りを達成するまでの期間は人それぞれで、あっという間に100切りをしてしまう人もいれば、何年もゴルフをやっているのに100を切れない人もいます。
「自分はいったいどれだけ練習して、どのくらいの期間で100切りができるのだろう?」
こんな思いを抱えているゴルファーは多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな迷えるゴルファーのために、ゴルファーの100切りを達成している割合から100切りをするためのマネジメント方法、取り組むべき練習方法まで詳しく解説していきます。
この記事を読めば100切りをするためにやるべきことがわかり、100切りへと大きく近づけるはずです。
100切りを達成してさらなるスコアアップを目指しましょう。
ゴルフで100切りしている人はどれくらいいる?
この章では100切りをしている人の割合を解説していきます。
100切りしている人の割合を知ることで、100切りの難易度や100切りへの取り組み方が理解できますよ。
100切りしている人の割合
100切りをしているゴルファーは全ゴルファーの3割程度といわれています。言い換えれば、残りの7割は100が切れていないということです。
ゴルファーなら100を切って一人前、という感覚がありますが100切りは意外と難しく、ゴルファーの中でも少数派といえます。
100切りしている男性の割合
100切りをしている男性ゴルファーの割合も、全ゴルファーの100切りをしている人の割合と同じで3割程度といわれています。
そのため、男性ゴルファーの7割が100を切れていないといえます。
100切りしている女性の割合
総合ゴルフ情報サイトCURUCURUが1000人の女性ゴルファーのスコアを調査した結果、女性ゴルファーの中で100切りをしている割合は37%だったそうです。
意外ですが、男性ゴルファーよりも女性ゴルファーのほうが100切りを達成している人が多いようです。
これには諸説ありますが、女性ゴルファーは練習に加えて、ゴルフスクールに通っている割合が高いためといわれています。
(出典:CURUCURU「ゴルフ女子のスコア事情」)
100切りの難易度は高い?
男女ともに約3割のゴルファーが100切りを達成していて、7割のゴルファーが100切りを達成できていません。
このことから100切りは簡単ではないといえるでしょう。
100切りを達成するには練習とラウンドの経験、さらにはゴルフのマネジメントといった知識を持たなければ達成は難しいといえます。
100切りするにはどんなマネジメントが必要?
100切りをするには正しい練習とラウンドの経験、さらにはマネジメントといった知識を身につけることが大切です。
この章では100切りするためのマネジメントやゴルフの知識について解説していきます。
大前提として、18ホールを全部ボギー(ホールの規定打数より1打多い打数でホールアウトすること)でラウンドするとゴルフスコアは90となり、全部のホールをダブルボギー(ホールの規定打数より2打多い打数でホールアウトすること)でラウンドするとゴルフスコアは108となります。
そのため、100切りをするためにはボギーをとることが重要であり、ダブルボギー以上は極力減らすことが重要なポイントになってきます。
100切りをするためにも狙ってボギーを取れるようにしましょう。
100切りするためのパット数は?
パットイズマネーという言葉があるくらい、パターの良し悪しはゴルフスコアに直結します。
パターはないがしろにされがちですが、ドライバーやアイアンと同じ1打です。パッティングはドライバーやアイアンショットの精度をあげるよりも、簡単に上手になれます。
100切りにパターの技術の向上はかかせません。
具体的な数字で言うと、100切りを目指す人はパット数を40打以内にしましょう。すべてのホールを2パットで回ると36打となります。
しかし実際には、すべてのホールを2パットにするのは難しいです。
そのため、100切りを目指す人は18ホールのうち、4ホールは3パットしても大丈夫と気楽に考えましょう。
100切りのパーオン率は?
パーオンとは、パーの打数(規定打数)から2を引いた打数以内でグリーンに乗せることです。
パーオン率とはパーオンした率のことを指します。
100切りの推奨パーオン率は25%といわれていますが、パーオン率は0%でも問題ありません。
前述したとおり、100切りに必要なのは、いかにリスクを抑えてボギーでラウンドできるかです。100切りを目指す人は狙ってボギーを取れるようにしましょう。
狙ってボギーをとるには、残り100ヤード以内のショートゲームがとても重要になってきます。とくにアプローチウェッジやサンドウェッジを使った、寄せとよばれるアプローチの技術は100切りには不可欠といっても過言ではありません。
100切りを目指す人は無理してパーオンを目指すのでなく、リスクを抑えたボギーオンを目指しましょう。
100切りのOB回数は?
OBとはアウトオブバウンズの略であり、コース外にボールを出してしまうことです。
100切りをするにはOBの数を減らすのが重要です。
100切りを達成したゴルファーに「100切りをするために意識したことは?」というアンケートをした結果、「OBの回数を減らした」という答えが1番多い回答でした。それだけOBは100切りにとって大敵といえます。
100切りをするためにもOBの回数は減らしましょう。
具体的な数字としては、OBの回数は1ラウンドに4回までにしましょう。
OBを打ったホールはOB以外が順調にいっても、ダブルボギーとなることがほとんどです。ダブルボギーは+2打となります。5回のOB、つまり5つのダブルボギーを打ってしまうと、それだけでスコアが+10打となります。
OBを5回以上打つと100切りは非常に難しくなるので注意しましょう。
ステップゴルフでは、100切りを目指すゴルファーを全力サポート!100を切りたい方や練習場では打てるのにコースで結果が出ない方向けのカリキュラムをご用意しております。
ゴルフで100切りするための練習方法
ここからは100切りをするための練習方法を紹介していきます。100切りをするための練習方法は以下の3つです。
- 10ヤード刻みのアプローチの特訓
- 短い距離のパター練習
- ドライバーを使ってフィニッシュまで振り切る練習
それぞれ詳しく解説していきます。
10ヤード刻みのアプローチの特訓
100切りをするためにはアプローチの特訓をしましょう。
前述してきたとおり100切りにはアプローチの技術は必須です。100切りを目指す人は、練習場に行ったら半分以上はアプローチの練習に時間と球数を割くことをおすすめします。
具体的な練習方法はサンドウェッジやアプローチウェッジを使って、0ヤードから50ヤードまで、10ヤード刻みでひたすら練習しましょう。アプローチはスイングというより、感覚が重要です。
そのため、繰り返し練習することによって感覚が研ぎ澄まされるので、アイアンやドライバーより上達しやすいです。
短い距離でのパター練習
100切りをするには短い距離のパターの練習も欠かせません。
短い距離のパターが安定して入るようになると、3パットの確率もグッと減りスコアもよくなります。短い距離のパター練習なら家でもどこでもできるので、短い距離のパターをしっかり練習しましょう。
具体的な練習方法はカーペットやマットなど、どんな床でも大丈夫なので、短い距離を狙った場所にしっかり転がせるように練習しましょう。距離は1メートルから2メートルで十分です。
ポイントはパターの芯でボールを打つ感覚を養うことと、できるだけ毎日練習することです。
フィニッシュまで振り抜く練習
100切りを目指す人はドライバーのOBの数を減らしましょう。
ドライバーの球筋を安定させるには、フィニッシュをしっかりとることを意識して練習してみましょう。100切りを目指すゴルファーはOBを恐れることにより、スイングが萎縮してしまいがちです。
最近のドライバーはヘッドが大きく、高慣性となっているので、おそるおそるインパクトするよりも、しっかりと振り抜いたほうが、まっすぐ飛んでいく設計となっています。またしっかりフィニッシュを決める意識を持つことでスイングの軌道も安定します。
100切りを目指す人はトップから自分が決めたフィニッシュまで、しっかりと振り抜く練習もしましょう。
ゴルフで女性が100切りするのは難しい?
ゴルフで女性が100切りをすることは、男性の100切りと比べても特別難しいことではありません。
女性は男性に比べ非力ですし、体格的には劣りますが、ゴルフにはレディースティーという、男女の体力の差をカバーするハンデもあります。
それに飛距離が伸びるとOBのリスクは大きくなるので、OBをしにくいという点では女性のほうが優れているといえます。
この章では女性が100切りをするために、必要なことやコツを解説していきます。
女性が100切りするにはアプローチとパターの技術はマスト
女性が100切りをするには男性以上にアプローチとパターはマストな技術です。
女性のドライバーの平均飛距離は170ヤードといわれており、レディースティーから回ってもパーオンをするのが難しい人が多いです。
100切りを目指す女性ゴルファーは、無理してグリーンを狙うのでなく、グリーン付近に打った3打目や4打目からが重要なポイントとなってきます。
ミドルホールなら3打目で確実に寄せ、1パットか2パットでカップインするスタイルを確率させると、100切りはグッと近づくでしょう。そのためにも女性は特にアプローチとパターをしっかり練習することをおすすめします。
女性が100切りするコツ
ここでは、女性ゴルファーが100切りするコツについて紹介します。
リスクを抑えたコースマネジメント
100切りをするためには、リスクを抑えたコースマネジメントに徹することがコツです。
パーオンが狙える距離でもライが悪いならグリーンを狙わない、ピンを狙うとOBのリスクが高くなるのなら、グリーンのセンターを狙ってパターで勝負する、などミスショットをしたときのことも考えましょう。
リスクを抑えたコースマネジメントに徹することが100切りのコツです。
方向性重視のショットを身につける
飛距離がでないことに悩んでいる女性ゴルファーは少なくありません。
飛距離を伸ばそうと努力することは大事ですが、女性ゴルファーの100切りには、男性以上に打球の方向性が重要です。
そのため、飛距離を伸ばすよりも方向性を磨くことを意識しましょう。
女性は飛距離が出せない分、OBのリスクが少ないので大叩きしにくいといえます。
男性や女子プロのように、遠くへ飛ばなくてもいいので、1打1打を確実に前へ飛ばして、グリーンにのせるイメージが100切りのコツです。
女性が100切りするために必要な練習量は?
女性が100切りをするためには、週1回以上の練習と2ヶ月に1回のラウンドをすることをおすすめします。
女性が100切りをするには前述したとおり、OBをしないこと、アプローチとパターのスキルアップ、リスクを抑えたコースマネジメントが必須条件です。
これらの技術はコツコツと定期的に取り組むことによって身につけることができます。100切りするためにも地道に課題に取り組んで、最短で100切りを目指しましょう。
ゴルフを始めて100切りできるのはいつ?
100切りをした177人のゴルファーに対して、「100切りにはどれくらいかかったか?」というアンケートでは、49.2%のゴルファーが3年以内に100切りを達成したということがわかりました。
またアンケートに答えた177人のゴルファーの100切りまでの期間を平均すると、100切りまで約4年間かかるということがデータとしてわかっています。
さらに、同じ177人に「100切りを達成するまでにかけた1ヶ月の練習時間」を調べると、平均して20.4時間練習していたということがわかりました。
このことから月20時間の練習を約4年すれば、100切りできる可能性が高いといえるでしょう。
(出典:英語学習ひろば「ゴルフで100を切る為の練習量に関するアンケート」)
ゴルフを始めて半年で100切りは可能?
ゴルフを始めて半年で100切りは不可能ではありませんが、非常に難しいでしょう。
ゴルフスクールに通うのなら別ですが、独学で半年で100切りとなると、体のポテンシャルやセンスが重要なポイントになってきます。これは持って生まれた素質やそれまでの運動経験によるものです。
独学でゴルフを始めてから100切りをする人は非常に限られた人だけといえるでしょう。
少しでも早く100切りしたい方はゴルフスクールに通うのがおすすめ
これまで100切りについて解説してきましたが、100切りは簡単ではないということを理解していただけたでしょうか?
自分のスイングとラウンドでの試行錯誤を繰り返し、時間をかけた末に100切りが達成できるのです。
しかし、100切りはしたいけど、忙しくてそんな時間はとれない。という人が多いのが現状です。だからこそ7割のゴルファーは100切りが達成できていないといえます。
そんな忙しいけどゴルフが上手くなりたい人はゴルフスクールに通うことをおすすめします。
ゴルフスクールならゴルフを教えるプロである、ティーチングプロからゴルフを分かりやすく教えてもらえます。
また、ゴルフスクールによって解析機器や最新のビデオカメラを使った科学的なレッスンも受けられるので、これからゴルフを始める人から100切りの壁に悩む中級者まで効率的にゴルフが上達できます。
少しでも早く100切りしたい方はゴルフスクールに通いましょう。
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