2023.07.17

【ゴルフシュミレーター】ボールデータの見方について

みなさま、こんにちは

店長コーチの木下です。

 

日頃、ご使用いただいているゴルフシュミレーター「GDR」ですが、

一番のメリットは「ボールデータ」が瞬時に確認できることです。

飛距離はもちろんですが、打った打球がどのような性質なのかを理解することで、

良い部分や課題が見えてきます。

そこで、今日は「ボールデータ」の見方を解説致します!!

 

■ボールデータ

 

〇飛距離・・・212ydと書かれているのが「トータル飛距離」になります。

       その下の192ydが「キャリー(打ち出されて地面に落ちるまで)」の飛距離です。

       よって「ラン(地面に落ちてから転がった距離)」が20ydとなります。

       使用クラブによってランの距離が変わります ドライバー>アイアン>ウェッジ

 

〇左右のズレ・・・文字通りセンターからどれだけ左右にズレたかを表示します。

         左にズレると数値に「-」が付きます。

         方向性の練習の際はこの数値をチェックしましょう

 

〇ボールスピード・・・ボール初速とも呼ばれますが、ボールが打ち出された際のボールの速さです。

           「飛距離の3大要素」の1つになります。また、ボールスピードから様々な

           ボールデータを算出しています。

           飛距離の3大要素は、①ボールスピード ②打ち出し角 ③バックスピン量

           飛距離アップを気にされる方はこの3つのデータを気にして練習して下さい!

 

〇ヘッドスピード・・・クラブスピードとも呼ばれています。

           ボールに当たった時のクラブヘッドの速さを表します。数値が大きいと

           ボールの飛距離が上がります。速度が1m/s上がると約6yd伸びます。

           飛距離を伸ばす練習の際にはこの数値をチェックしましょう。

           ただし、ミート率が悪いと飛距離がロスしますので注意!

 

〇打ち出し角・・・ボールが打ち出された角度です。クラブによって適正な打ち出し角があります。

         飛距離の3大要素のひとつで、ドライバーの適正打ち出し角は使用する

         クラブロフト+3~4度となります。飛距離アップの目安として下さい。

 

〇バックスピン・・・ボールを打った際に生じる逆回転の数値。多ければ上方向に上がるボール

          少なければ前方向に進むボールになる傾向があります。

          グリーンを直接狙う練習ではバックスピンが多い方が転がりを止めることが

          出来るのでこの数値をチェック!

 

〇サイドスピン・・・この数値が多いほどボールの曲がりに影響が出ます。

          数値に「-」が付いていると左に曲がるサイドスピンがかかっています。

          「-」がついていない数値は右に曲がるサイドスピンがかかています。

 

ボールデータに着目して、練習や改善に役立てて下さい。

レッスン中にご不明点を聞いていただければ詳しくお教え致します。

次回は「クラブ軌道」と「フェイスアングル」について解説致しますのでお楽しみに!!

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