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アイアンについて
こんにちは!北口です。
今回は、アイアンのクラブ選びについてのお話しです。
アイアンは、ある程度のエリアにターゲットを絞って正確な距離と方向性を求めるクラブです。
大前提として、アイアンは飛距離を出すためのクラブではないことを知っておきましょう。
まず、アイアンのヘッド(ボールを打つ先端部分)にはおおまかに3種類あります。
マッスルバック
ヘッドの部分が小さく、芯でとらえるのが難しいクラブ。後ろの部分にくぼみがないのが特徴。プロや上級者が好む、操作性の高いクラブ。
アイアンに飛距離というよりも操作性を求めます。高い球、低い球、フェード(右へ曲がる球)、ドロー(左へ曲がる球)など、状況によって打ち分ける技術を日々練習して使用します。
ハーフキャビティ(ハーフマッスル)
ヘッドの後ろの部分に少し『くぼみ』があり、マッスルバックより易しい設計になっている。
ハーフキャビティは、中上級者に人気があり、比較的芯にあてやすく、ボールが上がります。打感もマッスルバックに近い感じで、好まれます。
キャビティ(ポケットキャビティ)
現在、アマチュアゴルファーの中で主流となっている少し大きめの高反発ヘッド。後ろに大きなくぼみがあり、ヘッドの重心(芯の部分)が低くなり、ボールが比較的簡単に上がる構造になっている。芯のエリアが広いため、ミスヒットが少ない。
これらは好みが分かれます。
難しいアイアンは練習量が必要ですが、易しいアイアンは練習量が少なくても比較的安定して打てますので、月1回~2回ラウンドするゴルファーには最適です。
次にシャフトです。
シャフトには、おもにスチールシャフトとカーボンシャフトがあります。
スチールシャフト
力強く振れる人が使用する事が多い、重さと硬さがあるシャフト。
カーボンシャフト
あまり力のない人や、スイングで振りたい人向けのシャフト。スチールでは作れない、しなやかさを作り出せるクラブのため、幅広いゴルファーに支持を受けている。
シャフトは、重たいものより軽い方が振りやすいです。
最近では、スチールシャフトでも軽量化が進み、使用しやすくなっています。
最近のカーボンシャフトの開発は目覚ましく、毎年のように新しいシャフトが出てきます。
カーボンシャフトの使用者が増えたのは、シャフト制作に自由度があり、ゴルファーの要望に合ったシャフトが増えたことが理由の一つだと思います。
有名な偉人の言葉にこのようなものがあります。
『ゴルフのスコアの60%はピン(旗竿)から125ヤード以内で打たれたものである』
アイアンショットは、ゴルフを難しくも易しくもします。
アイアンショットは飛距離ではなく、正確性なのです!
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