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ゴルフのフライヤーとは?起こりやすい条件や原理、対処法や打ち方を紹介

ゴルフのショットでは、度々「フライヤー」というボールが想定より飛びすぎてしまうミスが起こります。

この記事では、ゴルフ初心者に向けて、フライヤーが起きてしまう条件や対処方法を紹介します。

まだラウンドに慣れていない方でもわかりやすいように細かく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ステップゴルフ野口コーチ
監修者 野口
アマチュアゴルファーの場合、フライヤーは出づらいといわれていますが、原因と対処法を覚えておくことで、さらなるスコアアップを目指せます!

ゴルフの「フライヤー」とは

ゴルフの「フライヤー」とは、意図せずに番手以上の飛距離が出てしまうことです。

想定より飛距離が出てしまうため、グリーンを狙っていた場合は大きくオーバーしてしまうこともあります。

フライヤーの主な原因は、ボールとクラブの間に芝が入ることで、ボールにしっかりスピンがかからないことです。

スピンがしっかりかからないと、キャリー(空中の距離)が伸びるだけでなく、ボールが止まりづらくなるためラン(接地後の距離)も伸びます。

フライヤーが起きやすいのは、ラフからのショットです。ラフは芝が長いため、ボールとクラブの間に芝が入りやすくなるからです。

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ラフのゴルフボール

フライヤーのデメリット

一般的にグリーンの奥は傾斜がきつく、ライも悪い(ショットが打ちづらい)ことが多いです。

そのため、グリーンを超えて飛びすぎてしまうと、難しいアプローチを残してしまう可能性が高まります。初心者の場合、グリーン奥からのアプローチで失敗して、グリーンを往復してしまうことも……。

また、グリーン奥にはOBやワンペナが設定されている場合もあるため、注意が必要です。

つまり、フライヤーはスコアを崩してしまうことに繋がります。侮らず、慎重にスイングするように心がけましょう。

フライヤーはアマチュアのゴルファーでも起きる?

一般的に、ドライバーのヘッドスピードが40m/s前後のアマチュアゴルファーの場合、フライヤーは出づらいといわれます。

とはいえ、全くフライヤーが起こらないわけではありません。

特にグリーンまで残り80〜130ヤードくらいの距離を打つ場合は、PWやAWなどのロフトが大きいクラブを使うので、振り抜きが良くなることでヘッドスピードも上がりやすくなります。ヘッドスピードが上がれば、フライヤーが起こる可能性も高くなります。

目安として、残り100ヤード程度の距離でグリーンを大幅にオーバーした経験がある人は、フライヤーをすでに経験している可能性があります。

参考:ラフで出やすい逆現象の「ドロップ」

ラフからのショットでは、フライヤー以外に「ドロップ」と呼ばれる現象も出やすくなります。

ドロップはフライヤーの逆で、普段よりも飛距離が落ちる現象です。

ドロップは、ラフに深くボールが沈んでいる場合に起こりやすくなります。芝の抵抗により、インパクト時のヘッドスピードが減少することが主な原因です。

深いラフからのショットは、ボールの状態によってドロップになるかフライヤーになるか見極めるのが難しくなります。

フライヤーが起きる原因や条件

先述のドロップのような現象もあるように、すべてのラフショットでフライヤーが起こるわけではありません。フライヤーが起きやすい場合とそうでない場合があります。

ここでは 、フライヤーが起きる原因と条件について解説します。ラフにハマったときに見極められるように、条件を覚えておきましょう。

ヘッドスピードが遅い人はフライヤーになりづらい

先述の通り、フライヤーはヘッドスピードが遅い人には起こりづらいです。

むしろ、クラブヘッドが芝に負けてインパクトが弱まってしまうため飛距離が落ちることもあるでしょう。

ただし、ロフト角が大きいクラブを使う場合は、芝があっても振り抜きやすいためヘッドスピードが速くなるため、クラブによって差がでることには要注意です。

芝だけでなく雨もフライヤーの原因に

雨の日のラウンドはフライヤーになりやすいです。

クラブの溝はバックスピンをかけるのに必要ですが、雨粒が入り込むことでクラブの溝がなくなるような状態になります。そのためバックスピンがかかりづらくなり、フライヤーが起こってしまうのです。

雨の日は短いラフや、芝が長めのフェアウェイでもフライヤーに注意しましょう。

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雨の日にゴルフ場を歩く男性

順目のラフなど振り抜きやすいライの場合

ラフの中でも、ボールの置かれている状況によってフライヤーが起こりやすいかどうかが決まります。

芝の流れがターゲット方向を向いている「順目」のラフは、フライヤーが起こりやすい状況の一つです。

「順目」ということはクラブを振る方向に芝が生えているということなので、振り抜きがよくなります。振り抜きがよくなればヘッドスピードが上がり、フライヤーが起こりやすくなってしまいます。

ほかにも、芝の上にボールが乗っていて少し浮いている状態や浅めのラフなど、さまざまな理由でクラブが振り抜きやすいシチュエーションでもフライヤーが起こりやすくなります。

逆に、深いラフに埋まっている場合や逆目のラフは、芝の抵抗が強いので、ドロップしやすい状況となります。

深めのラフでボールが半分沈んでいるような状況では、フライヤーが出るのかドロップするのか見極めにくいので慎重にスイングしましょう。

同じミスばかり繰り返してしまう……。という方は、インドアゴルフスクール「ステップゴルフ」で早めに改善するのがおすすめです。

ラフショットでフライヤーさせないための対処法・打ち方のコツ

実際にラフショットからグリーンを狙うとなったらフライヤーを避けたいですよね。

ヘッドスピードが遅めの初心者でも、ロフト角の大きいクラブを使うときはフライヤーが起こりやすくなります。

ここでは、ラフからのショットでフライヤーさせないためにできる対処法や打ち方を紹介します。

1〜2番手下げて打つ

打ち方を変えずにフライヤーを防止するには、番手を下げることが有効です。1〜2番手下げることで、フライヤーによる大事故を防げます。

番手を下げて打つときは、手前に落として転がして寄せるイメージで打つと成功しやすいです。

この方法では、フライヤーしなかった場合でもグリーン手前のアプローチしやすい位置に落ちる可能性が高まるため、スコアを大きく崩してしまう心配がありません。

ラフからのショットでフライヤーが心配な場合は、まずは番手を下げて打つということを覚えておきましょう。

一方で、もともとヘッドスピードが遅めの人の場合は、番手を下げることで振り抜きやすくなり、フライヤーが起こる危険性もあります。

番手を選ぶ際は、フライヤーが起こってもグリーンを超えないことを意識しましょう。

深いラフではフライヤーになるかどうか見極めが大事

フライヤーになると思って番手を下げて打つと、ドロップになり大幅にショートしてしまうこともあります。

深いラフからのショットは、フライヤーが起こるのかどうかを見極めることも大事です。

フライヤーを見極めるポイントは以下の2つです。

  • ボールの埋まり具合
  • 芝の向きが順目かどうか

先述した通り、ボールが芝の上に乗っていて少し浮いている場合や、芝が順目の場合はフライヤーになりやすいシチュエーションです。

目安として、芝の長さがボールの半分よりも下の場合は、フライヤーが起こる可能性が低くなります。

芝の長さがボールの半分よりも上にある場合は、ボールとクラブの間に芝が入り込みやすく、フライヤーが起きやすいです。

芝がボールの3分の2以上を隠すくらい深く埋まってしまっている場合は、ドロップになりやすいため、番手を上げることも選択肢に入れるとよいでしょう。

無理をせず脱出することを考えるのも対策のひとつ

どうしても見極めが難しい場合は、まずはいったんラフから出すことだけを考えてマネジメントすることも必要です。

ゴルフ初心者の場合、毎回同じスイングをすることは難しいため、どんな球になるかわからないようなラフの場合、脱出だけを考えることも重要です。

フライヤーについて正しく知っているだけでも、マネジメントしやすくなり、コース攻略の助けになります。

あえてフライヤーをねらうときの打ち方は?

悪いイメージの多いフライヤーですが、あえてフライヤーを狙う状況もあります。ロングホールのセカンドショットやサードショットで距離を稼ぎたい場合です。

フライヤーを狙いたい場合はどうしたらいいでしょうか。大きく2つの考え方があります。

1つ目は番手を下げて、ロフト角の大きいクラブを使うことです。

ロフト角の大きいクラブは振り抜きやすくなるため、芝の抵抗に負けずヘッドスピードを上げられます。

2つ目は打ち方を変えることです。

フェースを被せ気味にしてハンドファーストに構えてみましょう。ボールとクラブの間に芝が入り込みやすくなるので、フライヤーが起こりやすくなります。

ラフの状況や残りの距離を考えて、フライヤーがかかりやすい場合は狙ってみてもよいでしょう。

フライヤー対策ならステップゴルフのラウンドレッスン(コースレッスン)がおすすめ

フライヤーは実際にラフからショットを打たないと経験しにくい現象です。そのため、練習場だけではラフショットを練習できないので、フライヤー対策も難しいでしょう。

そんなときは、ラウンドレッスンが有効です。実際のラウンドを周りながら練習できるので、フライヤーやドロップなど、ラフの状況別に起こりやすい現象を確かめることが可能です。

ステップゴルフのラウンドレッスンは、レベル別にプランを多数用意しているので、自分に合ったプランを探しやすいのが特徴です。

フライヤー対策を練習したいなら、ぜひステップゴルフのラウンドレッスンをご検討くださいね。

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