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ゴルフの左打ちについて解説。右打ちとの違いや不利な点も紹介

日本の人口のうち、右利きが約90%・左利きが約10%の割合であるといわれています。

利き手がどちらであっても、右打ち・左打ちどちらを選ぶこともできるはずですが、ゴルフにおいては、圧倒的に右打ちが多い傾向にあります。

ちなみに、プロ野球には右利き・左打ちのバッターが4割以上もいるそうです。野球と違い、ゴルフ界で左打ちは敬遠されているのでしょうか。

この記事では、左打ちのゴルファーが上達するのには、どのような点に気を付け、練習したらよいかについて解説します。

ステップゴルフ野口コーチ
監修者 野口
ゴルフでは圧倒的に少ない左打ち。なぜそんなに少ないのか?今回はその疑問にお答えします!
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左打ちについて基本的なこと

ゴルフの左打ちはかなり少数派で、プロのトーナメントを見ていても、左打ちのプロゴルファーは、1試合に1〜2名いるかいないかという程度です。アマチュアの競技でも同様で、多くのアマチュアゴルファーは右打ちです。

どうしてこれほどまでに左打ちのゴルファーが少ないのでしょうか。ここでは、この疑問を解くために、左打ちについて基本的な情報を紹介します。

左打ちゴルファーの割合

ゴルフ人口は、1994年の1400万人超をピークに年々減少傾向にあるとされており、現在では、調査によって異なるものの、600〜700万人程度といわれています。

その中で、左打ちのゴルファーは全体の約3%しかいないとされています。

日本全体で「左利き人口が10%程度」といわれているため、左打ちが約3%であるゴルフ界は、生まれつき左利きでも右打ちを選択しているゴルファーが大勢いると考えられます。

本来左利きなのに右打ちにして活躍しているプロゴルファーで有名なのは、「史上最高のゴルファー」タイガー・ウッズやメジャー三度の優勝を誇るジョーダン・スピースがいます。

日本の女子プロゴルフ界でも、岡本綾子プロが左利き・右打ちで有名です。

左打ちのメリット・デメリット

もともと左利きだった場合、左打ちのほうが自然とクラブを操りやすくスムーズにスイングできることから、右打ちで始めるよりもゴルフの上達が速く、有利だといわれています。

しかし、そのメリットに比べ、デメリットのほうが左打ちには多いといわれます。

まず、練習環境の問題です。多くのことが右打ちを基準に考えられているため、左打ちの人は苦労します。例えば、練習場で20打席あれば、1〜2打席程度しか左打ち用の打席がなく、混んでいる場合は待ち時間が長くなります。

また、右打ちに有利な初心者向けのコースがあることも事実です。例えば、アマチュアがスライスしやすいので、右に丘を作って対策されたコースもあります。しかし、左打ちの人はその恩恵を受けることができません。

道具の問題もあります。必要な人が少ないこともあって、左打ち用のクラブを販売しているメーカーやブランドが少ないため、右打ちのものほど自由に選べません。ショップに行っても左打ち用の試打コーナーがないこともあるため、弾道測定器が使えず、自分の数字分析ができないまま、クラブ選びをしなくてはいけない場合があります。

また、流通している左打ち用のクラブ自体が少ないことから、中古市場も小さくなり、中古品でも値段が上がってしまうため、経済的な負担が大きくなります。

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差し出す左手

左打ちを選択する人に多い理由は?

しかし、統計上では少なくとも18万人、左打ちの人がいることを考えると、左打ちが選択される理由があると考えられます。

ここでは、ゴルフで左打ちをしている人にどのようなタイプが多いかみていきましょう。

野球などほかのスポーツで左利きだから

日常生活では右利きの場合でも、野球の打者として「左でバットを振ること」に慣れている方の場合、ゴルフでも左打ちを選択するケースがあります。

同じ時期に野球とゴルフをしている場合は、特にその傾向が強いそうです。

野球の左バッターの場合は、ゴルフのスイングでも左打ちのほうが力が入りやすく、安定したスイングができるといわれています。

もともと左利きだから

ゴルフをこれから始めるという方の場合、そもそも難しいイメージのあるゴルフのスイングを利き腕と逆の右打ちで行うことは、慣れてないので、できれば避けたいでしょう。

自然に始められるという点でも、左利きの方は左打ちを選択することが多いはずです。

「かっこいい」などポジティブなイメージがあるから

プロゴルファーでも少数派である左打ちですが、高いレベルにあるゴルフ界で活躍している左打ちのプロは、その珍しさからも「ダイナミックでかっこいいスイングをする」といわれ、人気が高いです。

詳しくは後述しますが、マスターズを優勝している「飛ばし屋」バッバ・ワトソンなどが「レフティでも強い、勝てる」と証明したことで、左打ちを選択したゴルファーもいることでしょう。

左打ちのスイングのポイント

では、これから左打ちの人がゴルフを上達するために、注意する点を解説します。

ゴルフの右打ちと左打ちでは、スイングに大きな違いはありません

左打ちのゴルファーは「右打ちと単純に逆」と考えることができるため、レッスン書や動画を参考にする場合は、右打ちの方法と「左右逆」に変えて理解するようにしましょう。

スイングと同時に球筋も逆転するため、左打ちのドローは右打ちのスライス、逆に左打ちのスライスが右打ちのドローになります。

たまに、左打ちのスイングで出たスライス球を、「ナイスドロー」と声を掛けたりする人がいますが、それは誤りです。

こうした例をみても、ふだんから使われている言葉が、左打ちの人にとっては逆を意味する場合もあるのです。

多くのレッスン書や動画では右打ちをベースにしているため、最初は読み解くのが難しく感じられるかもしれませんが、鏡を見ながら練習して、言葉と感覚を合わせることで、イメージを掴みやすくしましょう。

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左打ちのクラブ選びのポイント

自分のスイングに合ったクラブを選ぶには、試打クラブを使ったり、プロによるフィッティングを受けたりするケースが多いです。しかし、左打ち用の試打クラブを用意している練習場や左打ちをケアできるフィッティングスタジオは数が限られています。左打ちのクラブ選びは、右打ちの場合よりも大変なのです。

自分に合ったクラブを選ぶためには、まず、左打ちのプロやフィッターのいるスタジオを探してみましょう

また、左打ちのプロが使っているクラブにも、注意を払うことが大切です。

左打ちのプロが使っているということは、メーカー側も、その左打ち用のクラブに力を注いでいるからです。

いまはTikTok(ティックトック)やYouTube(ユーチューブ)など多くのSNS動画で左打ちのスイングやクラブが紹介されています。こうした情報収集もこまめにしておきましょう。

左打ちの練習ポイント

練習環境の整備は、左打ちのゴルファーにとっての悩みの種です。

右打ちの人は、ドローの練習がしたいから右側のネットに寄る、スライスの練習がしたいから左側のネットに寄るといった具合に自由に選択できますが、左打ちではそうはいきません。

上達するための練習ポイントは「球筋を常に意識すること」です。

練習場では、マットの方向をターゲットにして打ち続けるケースが多く、実際にコースで回るのとは違うため、打ち出したい方向や高さは意識的に変えるようにしましょう。

このとき、打ちたい球筋ごとに、アドレスや球の位置を変えることも効果的です。

ゴルフでは左打ちから右打ちに転向できる?

ゴルフのルール自体は平等ですから、本来規則上は右も左も関係ありません。右でも左でも打ち方が、ルールによって捻じ曲げられることはないのです。

どうしても今の打ち方がしっくりとこない場合は、転向してしまうのも選択のひとつです。

そうすると小手先に頼っていてはうまくスイングできず、フォームがなだらかになることも期待できます。

特に、もともと右利きだった人は、もう一度利き腕と同じ右に合わせることでスイングがよくなる可能性もあります。いろいろとチャレンジしてみましょう。

左打ちで有名なプロゴルファーは?

左打ちで有名なプロゴルファーに、「The Big Lefty」フィル・ミケルソンやバッバ・ワトソンがいます。

二人ともメジャーチャンピオンです。大半が右打ちのゴルフ競技の中で、左打ちでもトップで活躍できることを証明しています。

左打ちのゴルファーだからという理由だけでなく、そのダイナミックなスイングから多くのファンがいる二人ですが、実は利き腕はそれぞれ異なります。

フィル・ミケルソンは右利きの左打ちです。ゴルフを始めた子どものころ、右打ちである父親と向かい合って練習していたことから、左打ちが定着したといわれています。

バッバ・ワトソンは左利きの左打ちです。左利きのもつ器用さをスイングに最大限活かしたプロだといえます。

日本の女子プロゴルファーの中では、服部真夕プロが変則的な左打ちで有名です。アプローチイップスに陥り一時成績を落としたことから、基本的なスイングは右打ちで、アプローチだけ左で打っています。

右打ちのアプローチを課題とした中で苦肉の策としてアプローチのみ左打ちに転向した珍しい例ですが、このスタイルで、服部プロは2021年に下部ツアー優勝を果たしています。

左打ちの練習やスキルアップも「ステップゴルフ」がおすすめ!

左打ちのゴルファーは、練習環境やクラブ選択など、右打ちよりも不利な状況が多く、左打ちのために参考になるレッスン書や動画が少ないことからも、右打ちより上達するのが難しいでしょう。

「ステップゴルフ」では、多くのアマチュアゴルファーを見てきた「教えるプロ」が多数在籍しているため、左打ちのレッスン経験も豊富です。左打ちスイングの練習方法やコツ、スキルアップのレッスンも可能なので、左打ちでの限界を感じている方や、右打ちへの転向を考えている方にとっては、お悩みの解決につながるかもしれません。

レッスンの様子や無料の体験レッスンで感じることができますので、まずはお近くの店舗をのぞいてみてはいかがでしょうか。

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