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ゴルフで指が痛い原因まとめ。ばね指のストレッチ方法も解説

ゴルフ経験をある程度重ねたプレイヤーの多くが悩まされるのが指の痛み。どんな原因で指が痛むのか、どうすれば改善できるのか気になる方も多いでしょう。

この記事では、ゴルフで指が痛くなる原因について、指の痛む場所ごとに詳しく解説します。

また、症状が深刻化しやすいばね指(弾発指)について、つらい痛みを緩和させるストレッチ方法などについても触れるので、指の痛みに悩んでいる方は参考にしてくださいね。

STEPGOLF毛利隆彦
監修者 毛利
指の痛みは多くのゴルファーが経験する悩みですが、症状が悪化すると最悪手術による治療が必要になるケースもあるので要注意です。

ゴルフで指が痛くなるのは良くないこと?

ゴルフの練習後やラウンド後に指が痛くなった経験がある方は、自らのスイングや握り方に問題があるのではないかと不安に思うこともあるでしょう。

実は、ゴルフを続けている多くの人が指の痛みを経験しています。

指は構成する筋肉や腱が小さく繊細なことに加え、スイングやインパクトの衝撃をダイレクトに受けるため、どんなに経験の長いゴルファーにも痛みが出やすい部分です。

しかし、ゴルフをプレーして起こる痛みの中には、正しいスイングやグリップができていないために起こるものもあるため、その原因が何なのかを見極め、対策を行うことが重要。

特に、初心者の方は自己流のスイングやグリップにより指を痛めてしまうことが多いので、痛みを感じたら我慢せず早めに原因と改善方法を探ることが大切です。

ゴルフで指が痛くなる主な原因

ゴルフの後に指が痛くなるのは、指の関節や健に負荷がかかり炎症を起こしているためです。

その主な原因は、以下の3つ。

  • グリップを握る力が強すぎる
  • グリップの握り方を間違えている
  • 練習のしすぎでダメージが蓄積している

それぞれ順に解説します。

グリップを握る力が強すぎる

指が痛くなる原因として最も多いのが、グリップを思い切り強く握ってスイングしていることです。

通常、クラブを握る力は男性で全力の2〜3割程度、女性で4〜5割程度が理想とされています。手の大きさやグリップ方法などによって必要な力は多少異なりますが、指が痛くなる大半の人は、クラブを握る力が強すぎることが痛みの原因です。

スイング時はクラブの重みやインパクトの際の衝撃で指に瞬間的に大きな負荷がかかるため、指の関節や健を痛めやすくなります。

グリップ圧が強すぎるとスイング時の衝撃をうまく吸収できません。グリップに指の跡が残るほど強く握っている方は注意が必要です。ある程度力を抜いてグリップし、指にかかる力を逃がせるように改善していきましょう。

グリップの握り方を間違えている

間違ったグリップ方法でスイングしていることも、指を痛める原因の1つです。

クラブの握り方にはいくつか種類がありますが、左右の指を絡める・重ねるといった形になるのが基本。そのため、正しく握れていないと指に不均等な圧力がかかり、痛めやすくなります。

また、インターロッキングやオーバーラッピングなど、グリップの種類によってどの指を痛めやすいかも変わるので、痛みが出るようなら握り方を変えてみるなどして、自分に合った握り方を見つけることも大切です。

練習のしすぎでダメージが蓄積している

ダメージの蓄積によって腱や関節が炎症を起こしているため指が痛くなっていることも。全力でのショットを繰り返したり、過度な練習を行ったりすることで、痛みを発症することもあります。

もちろん練習はゴルフの上達に欠かせませんが、練習のしすぎで症状が悪化すれば、かえって上達を遅らせてしまうことにもなりかねません。

特に、初心者の方はスイングを体に染み込ませようと練習量が多くなりがち。ドライバーやフルショットの練習に打数制限を設けるなど、練習内容に工夫が必要です。

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部位別!ゴルフで指が痛くなる原因

どの指に痛みがあるかを分析して、ゴルフで指が痛くなる原因をある程度特定することが可能です。

ここでは、各部位ごとに指が痛くなる原因について詳しく解説します。

右手の中指

右手の中指が痛む原因として考えられるのは、「グリップの握りすぎ」です。

右手のグリップが強いと、トップからの切り返しやインパクトの衝撃を逃がすことができず、関節や腱を痛めやすくなります。

右利きの場合、本来右手は軽く添えて構えるのが理想ですが、飛距離を出そうとするとつい力が入ってしまいがち。特に、まだ正しいスイングが身についていない初心者の方に多く見られます。

右手の薬指

右手の薬指が痛むのも、中指と同じくグリップを握る力が強すぎるということが考えられます。

右手の薬指は、構えたときに左手の人差し指と右手の中指に挟まれるような形になり、インパクトの衝撃でダメージを受けやすい部分です。

特に、右手小指を左手に乗せて構えるオーバーラッピングの人は、両隣の指からの負荷によって薬指を痛めることがあるので力加減には注意が必要です。

右手の小指

右手の小指が痛む人に多いのが、インターロッキングを採用しているケースです。

右手の小指を左手の人差し指に絡めて握るグリップ方法なので、スイング時に大きな負荷がかかりやすくなります。

ほかの指と同様に右手に力を入れすぎないことが重要ですが、グリップの仕方にも注意が必要です。

小指と人差し指を絡める位置が浅すぎると、小指の関節部分を人差し指で強く押し付けるような形になります。

この状態でスイングの衝撃が加わると、小指に大きな負荷がかかり、痛みが生じることが多いです。

左手の中指

左手の中指は、スイング時にグリップに接触する範囲が多いため、大きな負荷がかかる部分です。

ゴルフを始めたばかりの初心者の場合は慣れない動きにある程度痛みが出ることも多いですが、指をスムーズに曲げ伸ばしできないほどの痛みがある場合は、グリップやスイングに問題があるかもしれません。

原因として多いのが、やはりグリップを握る力が強すぎること。さらに、過度なスイング練習によって、指の健や関節へのダメージが蓄積していることなども考えられます。

左手の人差し指

左手の人差し指が痛む原因も、グリップの握りこみが強いことが影響している可能性が高いです。

力いっぱい握ってスイングすると、インパクトでの衝撃を緩和できず、指の関節や腱を痛める原因となります。

グリップは2〜3割程度の力で軽く握るのが正解であり、特に人差し指はクラブを支えるように軽く添えるのが正しい使い方です。

また、右手を左手の人差し指に被せるオーバーラッピングタイプの人は、右手に力が入ることにより、下にある左の人差し指を押し付けてしまうことがあるので注意しましょう。

左手の小指

左手の小指は、グリップを握り込むように握る指のため、ゴルフ歴の長い人にも痛みが出やすい部位です。

原因としては、ほかの指同様に力の入れすぎや練習のしすぎが考えられます。

ただし、左手の小指・中指・薬指の3本は、ほかの指よりも力を入れて握るのは間違いではありません。グリップを握る力の多くはこの3本に割り振るのが良いでしょう。

問題なのは過度に力を入れすぎていることなので、グリッププレッシャーが強くなりすぎないことを意識して練習してみましょう。

グリップを指に引っかけて握るフィンガーグリップを採用することで、力を入れずにクラブを支えやすくなるので、手のひらで握っている方は試してみてください。

指の付け根

指の付け根部分が痛くなるのは、スイング時の衝撃やクラブの重さによる負荷が大きいことが原因です。

トップでクラブの重みが指に乗ったり、インパクトの衝撃で負荷がかかったりすると、主に指の付け根にダメージが蓄積します。

フルショットの練習を多くしている人や、オーバースイングで力いっぱいクラブを振ろうとする人がなりやすいので、トップの位置を低くしたコンパクトなスイングを意識しましょう。

また、練習量が多すぎることも原因として考えられるので、痛みが出始めたらしばらく休みをとるなど症状に合わせて練習頻度を調整するのがおすすめです。

指の関節

指の関節が痛む場合は、グリップの仕方に問題があることが多いです。

スイング時はクラブの遠心力やインパクトでの衝撃が手に加わるため、間違ったグリップ方法だと指の関節に過剰な負荷がかかります。

クラブの握り方をあらためて確認するとともに、インターロッキングやオーバーラッピング・ベースボールグリップなど、今採用している種類とは別のグリップ方法を試してみるのも良いでしょう。

また、指の付け根が痛む場合にもいえることですが、クラブやグローブなどの装備品が自分に合っているかも重要です。

グローブのサイズやシャフトの重さ・硬さが適していない場合、合っていない部分をカバーするために、スイング時に余計な力が入ることもあるので注意しましょう。

左手の親指

左手の親指もゴルファーが痛めやすい部分の1つです。

右利きの場合、左手の親指はトップの位置でクラブを支える役目を持っているため、スイング時にはクラブの重さのほとんどが親指にかかっています。

必要以上の力でグリップ握ったり、オーバースイングになったりすることが左手親指を痛める原因です。

親指の握り方は、関節を曲げてグリップを支えるショートサムと、ピンと伸ばしてグリップに添えるロングサムの2種類があります。

どちらの方法でも親指が痛くなることがありますが、ショートサムは関節部に痛みが出やすく、ロングサムは指の付け根部分が痛くなることが多いため、親指に違和感を覚えるようであれば親指の握り方の変更を考えるべきです。

初心者で指が痛くなる原因は、正しいグリップやスイングができていないことが多い……早い段階で正しいグリップ・スイングを身につけつけるには、ゴルフスクールでクラブの握り方やスイングを基礎から正しく学ぶのがおすすめ◎

ゴルフのばね指とは

ゴルファーが指を痛めた際の症状として多いのが、ばね指です。

ばね指とは腱鞘炎の症状の1つ。指の腱や腱鞘が炎症を起こして、腫れや痛みが生じるようになります。指の曲げ伸ばしがつっかかるようになり、曲げた指がある地点から急にバネのように伸びるのが症状の特徴です。

ばね指は放っておくと治療が必要になることもあるため、早めに対処するようにしましょう。

ここでは、ばね指になる原因や治し方・ストレッチ方法について解説します。

ばね指になる原因

ばね指とは腱鞘炎が進行した状態です。指の腱とそれを固定する腱鞘がこすれることで炎症を起こし、症状が痛みとしてあらわれます。

指の使いすぎや、強い負荷を受け続けることで摩擦を受けた腱などが炎症を起こし、症状が悪化するとばね指になることが多いです。

ゴルフのスイングでばね指になるのは、グリップを握る力が強いことや、練習のしすぎによるダメージが主な原因といえるでしょう。

ばね指の治し方

ばね指は腱や腱鞘が炎症を起こしているため、治すには患部を安静にして負荷を与えないことが基本。痛みが引くまでは、ゴルフの練習やプレーは避けましょう。

ばね指は腱が腱鞘に引っかかるため、スムーズに指を曲げ伸ばししづらくなります。痛みがある状態で無理に指を伸ばそうとすると、さらに腱を痛めてしまうので注意してください。

痛みが強い場合は、病院にて炎症を抑える薬や注射を投与し、患部を動かさないようにします。

それでも痛みが引かない場合や、関節が曲がったまま戻らないなどの場合は、手術が必要になるケースも。

ばね指は、放っておくと日常生活に支障が出るほど悪化する可能性があります。自力で完治させるのは困難なため、自己判断をせずに早めに医療機関を受診しましょう。

ばね指のストレッチ方法

ばね指の痛みが和らいできたら、適切なストレッチを行うことで症状を緩和させることができます。

効果的なのが指を伸ばすストレッチです。

手を甲側に軽く曲げ、反対の手で指を1本ずつ関節が曲がるのと逆方向に反るように伸ばします

また、指の腱は手首の筋とつながっているため、手首のストレッチも効果的。

手首を甲側と手のひら側に折り曲げ、手首の柔軟性を養うストレッチを行いましょう。

ゴルフで指が痛い場合のケア・対策について

ゴルフで指が痛くなった場合、適切なケアを行うことで症状を緩和させ、悪化の防止に期待できます。

主な対策は以下の4つです。

  • テーピングを巻く
  • サポーターを使用する
  • 患部を冷やす
  • 痛みがひどい場合は病院へ

順に解説します。

テーピングを巻く

軽い痛みであれば、テーピングを巻くのが症状の悪化を防ぐのに効果的です。

ここでは例として、親指の付け根が痛む場合と、ばね指の症状がある場合のテーピングの巻き方を解説します。

【親指付け根の場合】

テーピング写真1

テーピング写真2

  1. 親指付け根の痛む部分を圧迫するようにテーピングを引っ張りながら貼ります。
  2. 最初のテーピングとクロスさせるようにもう1本貼ります。
  3. 太めのテーピングに親指を通せるように切り込みを入れ、親指を通したら手首まで引っ張りながら貼り付けます。

【ばね指の場合】

テーピング写真3 テーピング写真4 テーピング写真5

  1. 痛みのある関節を挟むように、上下にテーピングを1周ずつ巻きます。
  2. 痛みを感じない範囲で軽く指を軽く曲げ、上下のテーピングの間を2本のテープでクロスさせます。
  3. 最初に巻いた上下の部分に再度1周巻いて固定します。

サポーターを付ける

指の痛みを軽減する方法として、サポーターを活用するのも効果的。インパクトの衝撃やスイングの反動による指への負担を軽減できます。

装着するだけでいいのでテーピングを巻くより簡単に始められ、テーピングの間違った巻き方で症状を悪化させてしまうこともないため、手軽に行える対策としておすすめです。

指の付け根用や関節用など、痛みの場所に合わせた商品がラインナップされているので活用してみましょう。

患部を冷やす

炎症によって患部が熱を持っていることが多いため、湿布などで冷やすことにより痛みを緩和します。

軽い症状であればアイシングだけで痛みが引くこともありますが、その場合でも激しく動かしたり強い負荷をかけたりするのは避けましょう

患部を冷やしつつ安静にし、指に違和感があるうちはゴルフを控えるのが無難です。

痛みがひどい場合は病院へ

これまで紹介したケア方法は、あくまで痛みの症状が軽いケースにおいての対策です。

痛みがひどい場合や長引く場合は、早めに病院で診察してもらいましょう。

先述した通り、指の痛みは放っておくと炎症が悪化し、日常生活に支障が出ることも少なくありません。

最悪の場合、手術による治療が必要になるケースもあるので、症状が悪化する前に医療機関を受診しましょう。

【FAQ】ゴルフの指に関するよくある質問

朝に指が痛くなるのはなぜ?

朝に指が痛くなるのは、血流が悪くなっていることが原因です。

夜間は手指の動きが少ないため、腱や関節が硬直しやすくなります。朝起きて固まったところを動かすために痛みやすくなります。

また、前日のゴルフで指を痛めた場合、眠っている間に炎症による腫れが増すこともあるでしょう。

ゴルフをしていると指が太くなるって本当?

ゴルフで指が太くなるケースは、指の筋肉が増えることや関節が太くなることが原因です。

しかし、アマチュアの場合は、指輪のサイズが変わるほど太くなることはあまりありません。指を鍛える習慣のあるプロの場合の話と考えて良いでしょう。

ただし、指の炎症による腫れでむくむことは考えられます。

また、グリップの仕方によっては指が変形する可能性もあるため、正しいグリップとスイングを身につけることが大切です。

手の甲が痛い場合に考えられる原因は?

手の甲が痛む場合も、スイング時に過度な力でクラブを握っていることが根本的な原因であると考えられます。

ゴルフのスイングでは、手首を多角的に使うため、インパクトの瞬間やダフったときの衝撃が手の甲に伝わることもあります。

また近年では左手首を甲側に折る掌屈を取り入れたスイングが流行していることもあり、間違った掌屈の仕方で痛める人も多いです。

ゴルフでの指の痛みはグリップやスイングに問題があることが多い

ゴルフで指を痛めるのは、練習量の問題だけではありません。指が痛くなる大半の人は、正しいグリップやスイングができていないためです。

間違った方法ではゴルフの上達が遅くなるだけでなく、怪我でゴルフを続けられなくなる可能性や日常生活にまで影響を及ぼすこともあります。

特に、独学でゴルフを始めた方は要注意。早い段階で正しいグリップ・スイングを身につければ、ゴルフを楽しみながら続けられるでしょう。

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