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ゴルフはスリークォーターで十分?飛距離の目安や打ち方、練習方法を解説

ゴルフのスリークォーターは、フルスイングとハーフスイングのちょうど中間のスイングを指します。

この記事では、フルスイングとの飛距離の違いや、打ち方、練習方法を解説しています。

また、スリークォーターだけでコースを回ることができるのかや、初心者にとっての必要性についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。

STEPGOLF毛利隆彦
監修者 毛利
スリークォーターはスイング軌道が安定するため、正しいフォームを身につけるのにも役立ちます。初心者はまずスリークォーターから練習を始めてフルスイングの習得につなげていきましょう!

ゴルフのスリークォーターとは

ゴルフのスイングには、フルスイングやハーフスイング、スリークォーターなどさまざまな種類があります。

なかでもスリークォーターは、上級者からアマチュアゴルファーまでが幅広く活用する汎用性の高いスイング技術です。

まずは、スリークォーターの基本情報について解説します。

スリークォーターショットとは通常の75%の力で打つスイングのこと

スリークォーターショットは、通常のフルスイングの75%程度の力で打つショット技術です。フルスイングを1とした場合、そのうちの4分の3の振り幅でのスイングを指します。

スリークォーターと呼ばれる理由は、バックスイングの高さをフルスイングの4分の3に抑えるためです。

バックスイングでは手元を肩の高さまで上げるのが目安となり、これはフルスイングとハーフスイングの中間の高さとなります。

このバックスイングの違いにより、自然に打球の強さが抑えられ、コントロール性が向上するのが特徴です。

例えば、7番アイアンのフルスイングが150ヤードのゴルファーの場合、スリークォーターショットを用いることで130〜140ヤードの飛距離に押さえられます。

ピンまでの距離が中途半端な場面でも、スリークォーターショットを用いることで調整が可能です。

ゴルフは「スリークォーターで十分」って本当?

スリークォーターショットの魅力は、その安定性と正確性にあります。そのため、フルショットによるミスでスコアを崩している人は、スリークォーターショットだけでラウンドしたほうが結果が良くなることもあるでしょう。

フルスイングと比較すると、バックスイングを小さく抑えることで体の回転が制限され、結果的にミスショットのリスクを低減させることができます。

特にアマチュアゴルファーの場合、フルスイング時には体が開きすぎたりスイング軌道が乱れたりする傾向が強いため、スリークォーターを取り入れることで飛距離と方向性を安定させられるでしょう。

また、風が強い日でもボールが上がりすぎないため、安定したショットを打ちやすくなります。

スリークォーターショットはアイアンショット時に使われるイメージがありますが、ドライバーやフェアウェイウッドなどでのティーショットに用いるのも有効です。

左右のOBや池などのペナルティを回避する確率が上がるため、ティーショットでのミスが多い人も取り入れるべきスイング法といえるでしょう。

フルショットで弾道が安定しない人にとっては、ミスの少ないスリークォーターショットだけでも十分良いスコアを出せるはずです。

スリークォーターショットを用いるゴルフプロ

世界的に著名なプロゴルファーのなかでも、試合で勝つためのショットとしてスリークォーターショットを用いる選手は数多く存在します。

例えば、松山英樹選手はスタンスを広げた力強いスイングが特徴的ですが、スリークォーターを用いた精度の高いアプローチショットも武器の1つです。ピンの側へボールを寄せるその精度の高さには定評があり、バーディーチャンスを確実に掴んでいます。

ジャスティン・ローズ選手もまた、スリークォーターの名手として知られています。

アイアンショットでの距離調整に優れ、特にミドルアイアンでのピンハンティングには目を見張るものがあります。強風下でもボールが上がりすぎず、安定した弾道でグリーンを確実に狙えるスリークォーターは、欧米のツアーでも重宝されています。

さらに、タイガー・ウッズ選手の場合、ショートアイアンでのスリークォーターが特徴的です。通常のピンの攻め方に加えて、グリーン奥のピンを攻める際にも、スリークォーターでボールを低めに抑えた精密な攻めを得意としています。

このようにプロゴルファーたちは、スリークォーターショットを状況に応じて使い分けることで、スコアメイクの重要な武器としているのです。

ゴルフのスリークォーターのメリット・デメリット

スリークォーターにはメリットとデメリットがあり、それを理解したうえで使い分けることで、戦略的なプレーが可能になります。

メリット

スリークォーターショットの最大の利点は、ショットの精度が高まり、ミスが減ることです。

フルスイングよりも体の回転が小さく抑えられるため、安定感が増し、コンパクトなスイングで体の軸が乱れにくくなります。

これにより、インパクト時のズレが少なくなり、ミスショットのリスクが低減できるのです。

また、力を75%程度に抑えることで、体にかかる負担が軽くなり、18ホールを通してスコアを維持しやすくなります。

例えば、グリーンまで140ヤードの距離で7番アイアンのスリークォーターショットを選ぶと、フルスイングの8番アイアンよりも正確なショットが打てます。

風の強い日でも、ボールが上がりすぎないため、風の影響を受けにくくなり、安定したショットが打てるでしょう。

デメリット

一方で、スリークォーターショットには飛距離が制限されるというデメリットもあります。フルスイングの約75%の力で打つため、飛距離はフルスイング時の10〜20%ほど落ちます。

そのため、特にロングホールではティーショットやセカンドショットで距離が不足する可能性があり、スコアメイクにおいて不利になるのがデメリットです。

また、力加減を一定に保つには繊細なスイングコントロールが求められるため、その習得には相応の練習と時間が必要となります。

例えば、スリークォーターのスイングで多いミスが、インパクトで手元が緩んでしまうこと。7〜8割のスイングを意識するあまり、力加減でスイングスピードを調整しようとし、ダフリやトップなどのミスが出ることが多いです。

また、バックスイングの高さばかりを意識すると、体の回転ではなく手でクラブを上げやすくなり、ミスが多発します。

飛距離の差を補うには、使用するクラブの番手を上げることで対策が可能ですが、正確なスイングとクラブごとの距離感を養うには相当の練習が必要です。

しかし、スリークォーターショットの特性を理解し、個々の状況に応じた練習を取り入れることで、これらのデメリットは次第に解消できるでしょう。

フルスイングとスリークォーターの飛距離について

フルスイングとスリークォーターの飛距離差を把握することで、効果的なクラブ選択ができるようになります。

スリークォーターショットの飛距離は、フルスイングよりも10〜20%短くなるため、この違いを理解することで、ピンまでの距離に応じた戦略的なショットが選べます。

例えば、7番アイアンで150ヤード飛ばせるゴルファーなら、スリークォーターでは130~140ヤード程度が目安です。しかし、これはあくまで目安であり、上級者になるとフルスイングした場合とほとんど変わらない飛距離になることもあります。

スリークォーターはスイングが安定してミート率が上がるため、人によってはフルショットより飛距離が出ることも珍しくありません。

ただし、ドライバーやロングアイアンなどクラブが長くなるほど飛距離の差が大きくなる傾向なので、練習時にスリークォーターの飛距離を掴んでおくとラウンドで大きな武器となるでしょう

さらに、スリークォーターショットは弾道が低くなる傾向があるため、強風時でも安定したショットが可能です。

この特性を活かし、風やコース状況に応じてフルスイングと使い分けることで、スコアの安定につながります。

飛距離差を踏まえたプレーが、ショット選択の精度を高め、より良いスコアメイクにつながるのです。

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ゴルフのスリークォーターの打ち方

スリークォーターショットをうまく打つためには、正しいセットアップとスイング軌道が重要です。

フルスイングと比較して、力を抑えたスイングであるため、フォームの安定性がショットの精度に大きく影響します。

アドレスからフォロースルーまでの一連の動作をしっかりと体に覚え込ませることが、再現性の高いスイングを実現するカギとなります。

初心者には、まずショートアイアンを使って練習を始め、徐々にクラブを長くしていく方法がおすすめです。

段階的に長いクラブへ移行することで、安定したスイングフォームを身につけることができます。

ここでは、より具体的なスリークォーターの打ち方のポイントを紹介します。

クラブを短く持ってアドレスする

スリークォーターショットを打つ際は、フルスイング時よりも短めにクラブを持つことを意識しましょう。その理由は、飛距離よりも正確性を優先したショットを打つためです。

クラブは短く持つほど扱いやすくなり、シャフトのしなりも抑えられるので、よりミート率を上げることができます。

ボール位置は通常のスイングと同じポジションでOKですが、クラブを短く持つ分、少しボールへ近づいて構えるのがポイントです。

また、両足のスタンス幅はフルスイング時より2~3cm狭めに設定し、体の安定性を高めます。バックスイングが大きくなるのを防ぐ効果もあるため、正しい軌道でスイングしやすくなるでしょう。

体の捻転を使ってバックスイングする

バックスイングでは、通常のスイングと同様に体の捻転を使ってクラブを上げるのがポイントです。

テイクバック時にはフルスイングの約75%程度の回転を意識し、トップで手の位置を肩の高さまでに抑えます

バックスイングを小さくする意識が強いと、手でクラブを上げやすくなるので、体の回転でクラブを上げるようにしてください。しっかり捻転できていれば、自然と肩の高さまで手が上がるはずです。

腰の回転も同様に控えめにすることで、安定感を保ちながらショットを打つことができます。

練習する際は、背筋を伸ばして上半身の回転を意識し、下半身がブレていないことを確認してみましょう。

通常のスイングと同じリズムで振り抜く

切り返しからフォロースルーにかけては、フルスイングと同じリズムで振り抜きます。

力の入れ具合でスイングスピードを調整しようとすると、スイングリズムが崩れてミスの原因となるので注意してください。インパクトとフォロースルーでは、力みのない自然な動作を心がけることが重要です。

フィニッシュはバックスイングと同様に肩の高さで止まるのが目安です。フルスイングの約80%程度の高さで止めることで、適度な力加減でショットできます。

フィニッシュの際に左脇が閉じる高さまでクラブを上げることで、よりショットの安定感が向上するでしょう。

【クラブ別】ゴルフのスリークォーターの打ち方・使い方

クラブの種類によって、スリークォーターショットの特性は大きく異なります。

各クラブの特徴を理解し、状況に応じてスイング方法を選択することが大切です。

ここでは、ドライバー・アイアン・ユーティリティでのスリークォーターの打ち方について解説します。

ドライバー

ドライバーでのスリークォーターショットでは、正確性と飛距離のバランスが重要です。

最も長いクラブであるため、グリップを短く持ち、ヘッドの芯でボールを捉えることを意識します。

ボールの位置は通常より3センチほど後方に置き、ティーの高さも5ミリ程度低めに設定することで、低めの弾道でターゲットを狙ったショットが打てるでしょう。

強風下でのティーショットでは、フルスイングを避け、スリークォーターを選ぶことで風の影響を抑えられます。

また、狭いフェアウェイを狙う際には、飛距離を犠牲にしてでも方向性を重視したほうが有利です。

このことから、ドライバーのスリークォーターショットは、状況に応じた戦略的な選択肢として有効といえるでしょう。

アイアン

アイアンでのスリークォーターショットは、距離調整と方向性を両立させる点が特徴といえます。

手首のコックやアームローテーションはあまり意識せず、体の回転とクラブを同調させることがポイントです。

また、グリップエンドを3センチほど短く持つことでスイングの安定性が増します。バックスイングを右肩の高さに抑えることで、それほど飛距離を落とすことなく正確なショットで目標を狙うことが可能です。

特に中距離からグリーンを狙うアイアンショットでは、距離と方向性が安定するスリークォーターショットが重宝されます。

ユーティリティ

ユーティリティでのスリークォーターショットは、多様な状況に対応できる汎用性が魅力です。

アイアンとフェアウェイウッドの中間的な性質を活かし、スリークォーターショットを活用することで飛距離と方向性の安定したショットが打ちやすくなります。

グリップを少し短く持ち、体の軸を中心に保ったままスイングするのがコツです。

スイング時には体の捻転を抑えつつ、クラブヘッドの走りを意識すると、ロングホールのセカンドショットなど飛距離がほしい場面で役立ちます。

ラフからの脱出や低めの弾道が求められるシーンでも、ユーティリティのスリークォーターショットが特に有効です。

このように、ユーティリティのスリークォーターショットは、さまざまなライに対応できる実践的な技術として重宝されています。

ゴルフのスリークォーターの練習方法

スリークォーターショットをマスターするには、段階を踏んで練習するのが効果的です。

まずは基本的なフォームをしっかりと身につけ、それから徐々に実践的なショットに移行していくことで、確実に上達していけるでしょう。

特にスイングの大きさや力加減を正確に把握することが、安定したショットのカギになりますよ。

素振り

スリークォーターショットの練習を始めるには、まずは正確な素振りを行うことが最初の1歩となります。

鏡の前に立って自分のフォームを確認しながら、右肩の高さでバックスイングを止め、体の捻転を意識してスイングしましょう。

このとき、スイング幅は肩から肩までを意識し、左腕を伸ばしたまま手首を適度に使うことで、安定したスイング軌道を作り出します

室内で行う場合、壁を利用した練習も効果的です。クラブが壁に当たらない範囲でスイングすることで、スイング軌道をより正確に体得できます。

こうした素振りの練習により、スリークォーターショットの基本を固めることが可能です。

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ショートアプローチ

より実践的な感覚を養うには、ショートアプローチの練習が最適です。

まずは30ヤードほどの距離から始め、7番アイアンを使ってスイングします。

練習の際は、インパクトの瞬間に体の正面でボールをしっかり捉えることを意識するのがポイントです。

この距離での練習により、スイングの大きさと力の入れ具合がしっかりと掴めるようになり、ボールコントロールの感覚が養われます。

例えば練習場で10ヤードごとに目標を設定し、同じクラブを使ってスイングの大きさを変えながら距離を調整してみましょう。

このようにしてクラブの特性を感じ取り、自分のスイングとの関係を理解していくことが上達への道となります。

ゴルフ初心者もスリークォーターを習得したほうがよい?

スリークォーターショットは、ゴルフを始めたばかりの初心者にもおすすめの基本技術です。

多くの方は最初にフルスイングを目指しがちですが、スリークォーターから練習を始めることで、スイングのメカニズムを効率的に習得しやすくなります。

また、フルスイングに比べて体への負担が少なく、スイング軌道が安定しているため、正しいフォームを身につけるのに最適。初心者こそ身につけるべきスイング法といえるでしょう。

さらに、コース戦略の幅も広がり、多様な状況に対応できるようになるのも大きなメリットです。

このように、初心者がスリークォーターを習得することで、ゴルフの上達を早める効果に期待できます。練習を重ねることで、上達のスピードが速まり、フルスイングへの移行もスムーズに進むでしょう。

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スリークォーターショットは、ゴルフのスキルアップにおいて重要な技術の1つです。

クラブの振り幅を抑えた安定したスイングによって、方向性が向上し、ミスの頻度を減らすこともできます。

しかし独学でゴルフを始めると、間違ったフォームが定着してしまうリスクがあり、それを修正するには多くの時間と労力を要することも……。

特にスリークォーターのような繊細なショットは、正しい指導を受けながら基礎からしっかり学ぶことが大切です。

そんなときに頼りになるのが、インドアゴルフスクールの「ステップゴルフ」です。

プロのインストラクターが的確なアドバイスを提供するため、正しいスイングフォームを効率よく習得できます

また、プロの指導を受けることで、独学では見落としがちな細かな改善点を見つけることができ、着実にスコアアップを目指せるようになります。

100切りという目標に向けて、まずは無料体験レッスンに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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