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ゴルフのスタンスがわかる!ボールとの距離の取り方や方向の合わせ方を紹介

ゴルフにおけるスタンスとは、アドレスを取る際の足の幅や立ち方のこと。

スタンスにはいくつかの種類があり、幅や向きなどが異なります。そして使用するクラブや状況に応じて、スタンスを変える必要があります。

この記事では、ゴルフのスタンスについて、基本的な立ち方や幅による違い、クラブによる違いを解説していきます。

監修者 野口
スタンスはナイスショットを打つために重要な要素です。傾斜などの地形の起伏に合わせてどのように調整するかもマスターしておきましょう!

ゴルフのスタンスとは

ゴルフのスタンスが何を指すのか、どんな種類があるのか解説します。

スタンスとは立ち方のこと

ゴルフにおけるスタンスとは、足の位置や立ち方のことを指します。

基本は、肩幅くらいに足を広げて、腰を落とし重心を下げます。そして、両足のラインがターゲット方向を向いている状態にします。ちなみに、このラインがターゲットに向いた状態を指して「スクエアにスタンスを取る」という言い方をします。

このスクエアスタンスを基本とし、状況に応じてスタンスを変化させます。

また、ボールとの距離や、ボールを置く位置もスタンスを決める大きなポイントです。両足の間の位置にボールを収めて、右寄り・左寄りに調整します。

スタンスの種類

スクエアスタンス以外にも、オープンスタンスとクローズドスタンスがあります。

オープンスタンス

オープンスタンスは、左足を背中側に少し下げて取るスタンスです。両足を結んだラインがターゲット方向に対してやや左向きになります。

オープンスタンスでは、両足のラインが左を向いているので、クラブヘッドが外側から降りてくるアウトサイドインの軌道になりやすくなります。アウトサイドイン軌道では、球が右に曲がりやすくなります。

アプローチショットなどの短いショットを打つ際には、振り遅れを防ぐ目的でオープンスタンスを取ることがあります。

また、「つま先上がり」ではひっかけやすくなるため、オープンスタンスを取ることが基本となります。

クローズスタンス(クローズドスタンス)

クローズスタンスは、オープンスタンスと逆に左足をやや前にします。両足を結んだラインはターゲット方向よりやや右側を向きます。

クローズスタンスでは、オープンスタンスと逆にインサイドアウトの軌道になりやすくなります。インサイドアウトの軌道では、球は左に曲がりやすくなります。ドローボールが打ちたい場合はクローズスタンスがオススメです。

また、「つま先下がり」ではスライスしやすくなるため、クローズスタンスを取ることでまっすぐ打ちやすくなります。

傾斜によって、スタンスを調整していくことが重要です。

スタンス幅を広げたり狭めたりするメリット・デメリット

オープンスタンスやクローズスタンスのような両足のラインの方向だけでなく、スタンスの幅もショットに影響します。

ここからは、スタンス幅を広げることや狭めることがどんなことが起こるのか解説していきます。

スタンス幅が広いメリット

スタンス幅を広くするメリットは、2つあります。

  • 安定感を得られる
  • 体重移動の幅が広くなる

スタンス幅を広く取ることによって、足が地面をかっちりと掴んでいるかのような安定感を得ることができます。また、スイングのブレを抑えることができるようになります。

体重移動を大きくすることで、飛距離アップなどが狙えます。

ただし、体重移動を意識しすぎて体が左右に動いてしまうと軸がブレてしまうので要注意です。

スタンス幅が広いデメリット

デメリットもあります。

  • 体の捻転がしづらくなる

実際に広いスタンスでスイングしてみるとわかるのですが、大きく捻転させようとすると腰に負担がかかったり、無理にトップの位置を上げようとするとスイングの形が崩れます。

また、人によってはこの捻転のしづらさが原因で、手打ちになってまう場合や体重移動が上手くできず右足に残ってしまう場合があります。

スタンス幅が狭いメリット

スタンス幅を狭くするとどのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 体の捻転がしやすくなる
  • 体重移動の幅が狭くなり、体重移動がしやすくなる

実際にスタンス幅を狭くすることで、いつもよりも体を使ったスイングがしやすくなると思います。

手打ちになってしまう方や体重移動がスムーズにできない方はスタンスを狭くしてみるのもおすすめです。

スタンス幅が狭いデメリット

デメリットも紹介します。

  • 体を回転させすぎて、スイングがブレる

体を回転させやすいため、それによって振り遅れることがあります。また、スタンス幅が狭くなることで下半身の安定感がなくなります。

結果として、スイングの軸がブレることがあります。

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基本的なスタンスの取り方やスタンス幅の決め方

基本的なスタンスの取り方やスタンス幅の決め方を紹介します。

ボールとの距離

適切なボールとの距離は、構えたときのグリップエンドの位置で確認できます。個人差はあるので、目安としてご紹介します。

ドライバーやウッド系のクラブでは、グリップと体の間が拳2つ分、アイアンの場合は1.5個分がちょうどよい距離とされています。

ボールとの距離が近すぎると、腕が窮屈になって振りづらくなってしまいます。腕が曲がった状態になれば、スイングの形も悪くなります。

逆に遠すぎても手打ちになってしまう可能性があります。腕がピンと伸びきって脇が開いている状態は、ボールが遠すぎます。

ボールと体の距離は、スイングを決める重要なポイントなので覚えておきましょう。

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重心の位置

重心の位置は、拇指球あたりにくるのがベストであると言われています。拇指球は、足の裏の親指の付け根あたりの膨らんでいるところです。

拇指球より前よりだとフックが出やすくなり、後ろ寄りだとスライスが出やすくなります。

さらに、左右の重心はちょうど両足の中央の位置にあるとよいです。

両足の体重配分については、左右の足にそれぞれ同じだけ重さがかかっている状態がよいとされています。

左足重心ではスライスやトップが出やすく、右足重心ではフックやダフリが出やすくなります。

スタンス幅の決め方

「スタンス幅には正解がない」と言われます。

しかし、極端に広すぎるスタンスはスイングの力が逃げてしまうのでNG。広くても肩幅プラス一歩分くらいにしておきましょう。

参考まで、長いクラブほど、幅を広くするほうが振りやすくなります

ドライバーであれば、肩幅より少し広めに、7番アイアンであれば肩幅くらい、アプローチウェッジであれば肩幅より少し狭めに・・・といった具合がちょうどよいでしょう。

いろいろ試してみて、振りやすく、飛距離が出る幅を探してみてはいかがでしょうか。

状況別!スタンスの足の向きがショットに与える影響

練習場でゴルフのスタンスをとる男性

続いては、状況別にスタンスの足の向きがショットに与える影響について解説します。

どんな場合にどのような影響があるのか、しっかり理解しておきましょう。

打ちたい方向への合わせ方

平らな地面からショットを行う場合は、打ちたい方向(ターゲット方向)に足を揃えます。

打ちたい方向へ合わせる際には、足のつま先のラインをターゲット方向へ合わせる必要があります。ターゲット方向と足の向きが異なると、スイングしたときにミスショットをしやすくなります。

実は、多くの初心者ゴルファーはラインがターゲット方向に向いていると思っていても、実際には右を向いています

自分が打ちたい方向に合わせてスタンスが取れているかを確認するには、アドレスで構えたスタンスのつま先の前にクラブを置いてみましょう。クラブを置いたまま、後ろから方向を見てみると、ラインがどこを向いているがわかります。

ここで初めて、思ったよりも右を向いていたことに気がつくことがあります。

傾斜によるスタンスのとり方の違い

実際のラウンドでは場所によって傾斜があります。つま先上がりやつま先下がりなどの傾斜のある場合は、普通にスタンスを取るとミスショットにつながる場合があります。

つま先上がりの場合とつま先下がりの場合、それぞれどんなスタンスを取るべきなのでしょうか。

つま先上がりの場合

つま先上がりの傾斜では、構えたとき、平らな状態に比べてボールとの距離が近くなります。

そのため、打点がボールよりも手前になりやすく、ヒッカケやダフリを起こしやすくなります。

うまく打てない方は、オープンスタンス気味に構えるように意識してみましょう。

オープンスタンスにすると、クラブヘッドの軌道がアウトサイドインになります。アウトサイドインの軌道では、打点をボールよりも奥に持っていきやすくなるため、ダフリやヒッカケを防ぐことができます。

つま先下がりの場合

つま先下がりの傾斜では、先ほどと逆でボールとの距離が離れます。

そのため、打点がボールよりも奥になりやすく、トップやスライスといったミスショットを引き起こします。

クローズスタンスで構えることで、打点をボールより前に持っていきやすくなり、トップやスライスを防ぐことができます。

傾斜に合わせてスタンスの種類を使い分けましょう。

つま先の開き方を変えるだけで打ちやすくなる場合がある

ここまで解説してきたスタンスの種類やスタンス幅以外にもつま先の開き具合を変えることで、ショットにさまざまな影響を与えることができます。

右足のつま先を開く場合

右足のつま先を開くと、体を右回転(バックスイング)させやすくなります。

回転を重視したい人や、テークバックで十分な回転ができない人は右足を少し開いて構えるとよいでしょう。

逆に、左回転(フォロースルー)がしづらくなり、左への体重移動もしづらくなります。

そのため、体重移動やフォロースルーを大きくしたい人は右足は開かないほうがよいでしょう。バックスイングが大きくなりすぎる人も同様です。

左足のつま先を開く場合

左足のつま先を開くと、体を左回転(フォロースルー)させやすくなります。

左への体重移動もしやすくなる反面、左へスウェーしやすくなってしまう場合もあります。

ダウンスイング時に左足へ体重移動が苦手な方は左足を開き、スウェーしやすい人は開かないほうがよいでしょう。

クラブごとに適切なスタンスは異なる?

クラブの長さに見合ったスタンス幅にすることで、どのクラブも安定して振ることができるようになります。

基本的には、長いクラブのほうがスタンス幅を広く、短いクラブのほうがスタンス幅を短くします

ドライバーのスタンス

ドライバーは最も長いクラブです。そのため、ほかのクラブと比べてもスタンスを広めに取ることが多いです。

具体的には、肩幅よりも左右それぞれ足一つ分外側に出します

ドライバーはティーショットで使うことがほとんどであるため、基本的にスクエアか少しオープンスタンス気味に構えるのがよいです。

オープンスタンスに構えることで、左側のスペースが広く取れるため、シャフトの長いドライバーでもフォロースルーが振りやすくなります。

バックスイングも小さく抑えることができるので、オーバースイングの解消にも繋がります。

アイアンのスタンス

アイアンの場合はドライバーよりも短いので肩幅くらいのスタンスが基本です。

5番や4番などのロングアイアンの場合は、半歩ほど広く取ることもあります。

アイアンの場合は傾斜によってスタンスを変えることもあります。

自分のスイングに合わせて、オープンスタンスやクローズスタンス、左右の足の開き方の組み合わせを変えていきましょう。

状況に応じた適切なスタンスを学びたいならゴルフスクールがおすすめ

ゴルフでは、スタンス一つをとってもさまざまな種類と組み合わせがあります。

バンカーやアプローチショットなど、ここで紹介しきれなかったような状況でも、スタンスを変えていく必要があります。

そんな状況に応じた適切なスタンスを学ぶには、ゴルフスクールがおすすめです。

実際に打ちながら教わることで、理解も深まります。また、自分のスイングにあったスタンスを教えてもらうこともできるので、初心者にとってメリットがたくさんありますよ!

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