ゴルフの練習やコースを回った翌日、筋肉痛に悩まされる方は多いのではないでしょうか。
特にゴルフ初心者の場合は、「自分のスイングが間違っていることが筋肉痛の原因では……」と不安になってしまうことも。
この記事では、ゴルフの筋肉痛について、正しいスイングができている場合と間違ったスイングをしている場合に分けて解説します。
間違ったスイングが原因で筋肉痛になっている場合の改善点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ゴルフの筋肉痛は「どこ」に出るかが大切
ゴルフのスイングは「無駄な力を入れない」ことが基本とされているため、筋肉痛になると「力んでしまっているのでは」と不安になる方が多いです。
実際に、上級者やプロゴルファーはリラックスしてスイングしているため、筋肉痛になるほど力むことは少ないでしょう。
しかし、すべての筋肉痛が悪いわけではありません。正しいスイングは下半身や体幹を使うため、下半身や腹筋などは筋肉痛になりやすい部位です。
また、普段運動していない人やゴルフ初心者の場合は、日常生活で使わない筋肉を使うことで筋肉痛になりやすいこともあるでしょう。
ゴルフで筋肉痛になった場合、どこが痛むのかを確認することが大切です。
ゴルフで筋肉痛になる原因
ゴルフで筋肉痛になる原因は、さまざまです。
ゴルフ初心者で普段あまり運動をしていない人は、正しいスイングができていても筋肉痛になりやすいでしょう。もちろん、間違ったスイングでも筋肉痛になります。
ここでは、筋肉痛になる主な原因を3つ紹介します。
正しいスイングができていないから
正しいスイングができなければ、筋肉痛に悩まされます。誤ったスイングは体に負担をかけます。
正しいスイングができると、下半身や体幹といった大きな筋肉を使えるため、無駄な力を入れずに振れるようになります。
しかし、腕の力だけで振るような「手打ち」になると、無駄な力が入るのであらゆる部位が筋肉痛になってしまうでしょう。
とくに腕や肩といった、上半身に筋肉痛が出る場合は要注意です。
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普段体を動かしていないから
普段体を動かしていない人も、筋肉痛になりやすいので注意が必要です。
とくに、ゴルフ初心者で運動経験が少ない人は全身筋肉痛になることも多いでしょう。
この場合は、筋肉痛の部位だけで正しいスイングができているかどうかを判断するのは難しいので、まずは運動不足を解消することから始めましょう。
正しいスイングで普段使わない筋肉を使っているから
正しいスイングができていても、筋肉痛になるケースがあります。
とくにおしりや太もも、体幹などの筋肉は、スイング時に使うため筋肉痛になりやすいでしょう。
普段から下半身や体幹を鍛えている人や、スポーツ経験者の場合は筋肉痛になりづらいですが、運動経験の少ないゴルフ初心者は、正しいスイングができていても筋肉痛になる場合があることを覚えておきましょう。
ゴルフで筋肉痛になってもよい正しい場所は?
ゴルフでは、筋肉痛になっても問題ない部位が大きく3つあります。
- おしり・太もも
- 脇腹
- 上腕三頭筋
これらの筋肉は、正しいスイングで使われる部位であるため、筋肉痛になっても問題ありません。
ここでは、各部位について、なぜ筋肉痛になるのかについて解説します。
おしり・太もも
おしりや太ももなどの下半身の筋肉が筋肉痛になったら、正しいスイングができている証拠です。
ゴルフのスイングは、下半身の力をうまく使うことでヘッドスピードを上げて飛距離を伸ばしたり、安定させたりします。
とくに、太ももの裏側の筋肉は、スイングを支える柱ともいえるため、経験者でも筋肉痛になりやすい部位です。
ただし、ゴルフではコースの傾斜を上り下りしながら歩くこともあるため、ラウンド後におしりや太ももが筋肉痛になる場合は、歩きすぎが原因である可能性もあります。
脇腹
体幹を使うゴルフのスイングでは、脇腹が筋肉痛になることもあります。
とくに脇腹は、正しいスイングができていないと筋肉痛になりやすい部位です。
脇腹が筋肉痛になる原因は、スイング中に「ねじれる」ことと「伸びる」ことです。ゴルフのスイングでは、脇腹をねじったり伸ばしたりする動作がたくさんあります。この動作が脇腹に負担をかけるため、筋肉痛になりやすいのです。
脇腹に筋肉痛が出たら、左右どちらに出ているかを確認しましょう。
ゴルフのスイングは左半身を主導にすることが基本とされているため、左脇腹が筋肉痛になっている場合は、正しいスイングができているといえます。
逆に右脇腹が筋肉痛の場合は、右半身主導になっている可能性があります。スイングを見直してみましょう。
上腕三頭筋
腕に筋肉痛が出ると、「手打ちになっているのかな……」と不安に思うこともあるでしょう。
しかし、腕の中でも「上腕三頭筋」に筋肉痛が出ている場合は、正しいスイングができている証拠です。
ゴルフのスイングでは、バックスイングで左腕を、ダウンスイングで右腕を徐々に伸ばす動きをします。上腕三頭筋は腕を伸ばすときに使う筋肉のため、筋肉痛になりやすいです。
逆に、腕を曲げるときに使う「上腕二頭筋」が筋肉痛になる場合は、手打ちになっている可能性が高いといえます。
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ゴルフで筋肉痛になってはいけない場所は?
ゴルフ後、筋肉痛になる部位によっては間違ったスイングをしている可能性があります。その部位は以下の4つです。
- 背中・肩甲骨
- 肩・首
- 腕・手のひら
- 腰
これらの筋肉は通常のスイングではあまり使わないため、正しいスイングができていれば筋肉痛にはなりません。
具体的に、どのような原因で筋肉痛になるのか解説します。
背中・肩甲骨
背中や肩甲骨まわりが筋肉痛になる人は、アドレス時に猫背になっている可能性があります。
ゴルフでは、アドレス時に胸を張って背筋を伸ばすことで軸を作るのが大切です。背中が丸まってしまうと、下半身や肩の回転がスムーズにいかず、スイングが窮屈になってしまいます。
また、インパクトの衝撃が背中に伝わりやすくなるため、負荷もかかるでしょう。
デスクワークが多い人は背中の筋肉が硬くなっている可能性もあり、スイングの動作で背中の筋肉が傷ついて筋肉痛につながることがあります。
背中が筋肉痛になる人は、アドレスの体制を見直してみましょう。
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肩・首
肩や首周りに筋肉痛が出る原因は、手打ちです。
下半身や上半身の回転がうまく使えず、腕や手を使って振ると肩や首への負担が大きくなります。
手打ちのスイングは飛距離が出ないうえに、安定しません。
ゴルフの翌日に肩や首が痛くなる人は、手打ちを改善する練習を行いましょう。
腕・手のひら
腕に筋肉痛が出る場合は、先述したとおり、場所によっては正しいスイングができている証拠です。
腕を伸ばす筋肉である「上腕三頭筋」に筋肉痛が出る場合は、正しいスイングができているといえるでしょう。
それ以外の場所や腕全体が痛む場合は、手打ちになっている可能性が高いといえます。
また、手のひらが筋肉痛のように痛むのは、グリップを強く握りすぎていることが原因です。
グリッププレッシャーが強すぎるとスイング全体がぎこちなくなってしまうだけでなく、手首の返しが使えずにヘッドスピードも上がらず飛距離も伸びません。
手のひらが痛むときは、グリップを見直してみてください。
腰
ゴルフは腰の回転をつかってスイングを行うため、腰に痛みを感じるゴルファーが多くいます。
とくに、アドレスの姿勢が崩れている場合やスイングで力みすぎている場合は、腰への負担が大きくなるため筋肉痛になりやすいでしょう。
アドレス時に肩や足のラインが揃っていない、グリップがおかしい、猫背になっているなど、崩れた姿勢ではスイングがスムーズにいかず、腰への負担が大きくなります。
また、トップからの切り返しで力んで、打ちにいってしまう人も要注意です。スイングの軸がブレることで腰に負担がかかってしまいます。
そんなに球数を打っていないのに腰に痛みが出る場合は、アドレスやスイングに問題がある可能性があるので見直してみましょう。
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ゴルフの筋肉痛の治し方
ゴルフ初心者や運動不足の人は、正しいスイングをしていても筋肉痛になることがあります。
筋肉痛がつらくて日常生活に影響が出てしまっている人も多いかもしれません。
また、筋肉痛によってゴルフの練習ができなかったり、痛みをかばって練習した結果、変な癖がついてしまったりなど、ゴルフの練習にも影響が出るでしょう。
ここでは、そんなつらい筋肉痛を早く治す方法や痛みを和らげる方法を紹介します。
休む
筋肉痛があるときは、なによりも休むことが大切です。
筋肉痛は筋繊維が傷つくことで起こります。傷ついた筋繊維は休ませることで回復し、より強い筋肉に成長します。
筋肉痛が出たら、しっかりと休養することと、質の高い睡眠をとることを意識しましょう。
タンパク質をしっかり補給する
筋繊維の回復には、休養だけでなく栄養素も必要です。
とくに必要な栄養素がタンパク質。筋肉はタンパク質が元になっているため、タンパク質をしっかり補給することで回復を促すことができます。
筋肉痛を早く治すには、高タンパクな食事がおすすめです。
練習後はストレッチで筋肉を伸ばす
筋肉痛になる前に、ストレッチで予防することも大切です。
ゴルフの練習後やラウンド後は、おしりや太もも、脇腹などを中心にストレッチを行いましょう。
マッサージやお風呂で身体を温めるのも効果的です。
ゴルフはほかのスポーツと比べて激しい動きなどがないので、準備運動やストレッチを入念に行わずしてプレーに臨むアマチュアゴルファーの方も多いでしょう。しかし、ゴルフは体の柔軟性が命とも言われており、プレー前はもちろん、日ごろから体を柔ら[…]
ゴルフの筋肉痛が治らない場合は要注意
ゴルフのあとに筋肉痛がなかなか引かない、痛みがひどくて日常生活にも支障が出るような場合は、筋肉痛ではなく「けが」の可能性も。
肘の外側に痛みが出る「ゴルフ肘」や慢性的な腰痛、腱鞘炎などが挙げられ、どれも重症化すると日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
痛みが1週間以上引かない場合や、筋肉痛とは思えないほどひどい場合は、速やかに病院で受診しましょう。
正しいスイングを身に付けるならゴルフスクールのレッスンを受けるのがおすすめ◎
つらい筋肉痛を防ぐには、普段から運動することはもちろんのこと、正しいフォームを習得することが大切です。
正しいスイングを身に付ければ、無駄な力を入れずにボールを遠くまで飛ばせるようになるため、筋肉痛に悩まされることなくゴルフを楽しめるようになるでしょう。
ゴルフスクールでは、プロのコーチがスイングの改善点や課題を見つけて指導してくれます。
独学では見つけづらいような修正点も見つかるため、正しいスイングを早く身に付けることが可能です。
また、どこが筋肉痛になるかを相談すれば、スイングの修正ポイントも見つけてもらいやすくなります。
正しいスイングを身に付けて、筋肉痛知らずのゴルフを楽しみたい人は、ゴルフスクールの無料体験レッスンから初めてみてはいかがでしょうか。