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左足下がりでの打ち方。アプローチのコツやクラブ選択の方法を解説

ゴルフの左足下がりは、ショットがもっとも難しいとされている傾斜のかかったライの1つです。

この記事では、左足下がりの打ち方、急斜面やアプローチ・クラブ別の対処法について解説します。

左足下がりのライでうまくボールを打てない方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ステップゴルフ野口コーチ
監修者 野口
傾斜のあるライの中で、もっとも難しい左足下がり。初心者の方はリスクを最小限に抑えるコツがあるんです。
初心者大歓迎!ステップゴルフ

ゴルフの「左足下がり」とは

ゴルフの「左足下がり」とは、進行方向に向かって傾斜しているので、アドレスした際に左足が低くなっている状況をいいます。

この「左足下がり」は、ほかの傾斜がかった「つま先上がり」、「つま先下がり」、「左足上がり」のライに比べてショットが難しいとされています。

初心者ゴルファーはもちろん、上級者やプロゴルファーでも苦戦する「左足下がり」では、特に対処法をしっかりと理解しなければいけません。

左足下がりでボールが飛ぶ方向は?

左足下がりでボールを打つと、右へ飛びやすくなります。

なぜなら、左足下がりは傾斜の関係で、アウトサイドからインパクトしないとボールにコンタクトするのが難しく、スライス回転がかかりやすくなるからです。

自分ではうまくボールを打てたつもりでも、強いスライス回転がかかることがあるので、傾斜が強いとフェアウェイからでもOB(コース外に飛ぶ)の心配をしなければなりません。

また、球が上がりづらく低い軌道になりやすいので、目標方向に池や谷がある場合も注意が必要です。

左足下がりのボールを打つ際は、「右に低い球が飛ぶ」と覚えておきましょう。

【基本】左足下がりの打ち方

ここでは、左足下がりの基本的な打ち方を解説します。

ボールの位置

左足下がりでは、通常よりもボールを右足寄りに置くのが基本です。

ライやスイングにより、どれくらい寄ればよいか変わってきますが、まずは真ん中からボール1~2個分くらいを目安に右側に置いて、後は状況に応じて調整してみましょう。

右足寄りにボールを置く理由は「ダフリ対策」です。

左足下がりの傾斜は、ボールの右側の地面が高くなってます。そのまま打ってダフる前に、最初の段階でボールを打ちやすくするようにしておきましょう。

スタンス

左足下がりのライでは、腰を落として普段よりも低い姿勢でアドレスします。

腰を落とすことで下半身の安定感が増すので、傾斜でもブレずにスイングできます。

さらに、右足を引いてクローズスタンスするのも効果的です。

傾斜で普通のスタンスで打つと右足が邪魔になります。クローズスタンスにするとバックスイングするスペースができるので、スムーズに振りやすくなるのです。

また、肩のラインを傾斜と平行になるように構えることで、普段通りのスイング軌道を作りやすくなります。

体重の配分は、傾斜の角度にもよりますが、左足6・右足4くらいにしてアドレスしてみましょう。

スイング

左足下がりでスイングする際は、アウトサイドインの軌道を意識しましょう。

アウトサイドからスイングするとボールに対してクラブが鋭角に入り、ダフらず正しいインパクトができます。

ただし、もともとスライスが出やすい左足下がりのライで、このようなスイングをするので、高い確率でボールが右に飛ぶことになります。

そのため、あらかじめボールが右に飛ぶことを想定して、狙っている方向よりも左を向いて打つとよいでしょう。

【急斜面】左足下がりの打ち方

急な傾斜になっても基本的な打ち方は変わりませんが、ややスイング幅を小さくすることを心掛けましょう。

それもハーフスイング内にするのがおすすめです。

さらに、ショットの際の心構えも大切です。

たとえばパー4のセカンドショットが急斜面なら、2打目でグリーンに乗せるのを始めから諦めることも必要です。

次の1打でリカバリーし、3打目に勝負のポイントをずらすように考えるのです。

急斜面は上級者にとっても難易度が高いショットなので、セーフティな戦略をとるのが一般的です。このような判断ができるのも上級者の特徴で、スコアがまとまらない人ほど無理をします。

急斜面などのライが悪い場面では、打ち方や技術と同じくらいに、正しい状況判断が求められます。

左足下がりのアプローチのコツ

ここでは、左足下がりのアプローチをうまく打つコツを解説します。

左足下がりのアプローチは難易度が高く、上級者でもグリーンをキャッチできないこともあるので、「グリーンに乗ればOK」という考えで挑みましょう。

ここでは、グリーンを確実に捉えるためのアプローチの方法を紹介します。

傾斜なり(左足体重)で構えるのが基本

左足下がりのアプローチでは、傾斜なり(左足体重)でアドレスしましょう。

体重配分は左足6・右足4程度が基本ですが、傾斜の角度によって調整してください。

また、体全体は傾斜と平行になるようにしましょう。

傾斜に合わせてアドレスすることでダフりづらくなり、綺麗にインパクトできるようになります。

転がせばリスクは最小限

左足下がりのアプローチを成功させるには、グリーンに乗せることを最優先とし、転がしアプローチを選択しましょう。

転がしアプローチのやり方は以下のとおりです。

  1. いつもよりボールの近くに立つ
  2. クラブを短く持って、クラブのヒールが少し浮いた、ハンドアップ(クラブのヒールが少し浮いた状態)で構える
  3. 下半身を固定してパターのようにスイングする

やり方はパターの打ち方と同じです。

パターは、グリーン周りでもっともリスクが低いアプローチ方法なので、難易度が高くハイリスクな左足下がりとの相性は抜群です。

ただし、左足下がりの状況だと、フェアウェイやラフを転がす必要があるので距離感が出しづらいのが難点ですが、経験を積めばそれも克服できるようになります。

また、この方法はグリーン周りならどこでも使えるので、左足下がり以外の場面でも活用してみましょう。

左足下がりのアプローチでのクラブの選び方

左足下がりのアプローチはボールが上がりにくいので、なるべくロフト角が大きい、フェースが寝ているクラブを利用するのがおすすめです。

ロフト角とは、クラブを地面と垂直に立てた際、シャフトとフェース面の作り出す角度のことです。

ロフト角が大きいクラブは、フェースが上を向いている(寝ている)ので、打ち出し角が高くなり、バックスピンもかかりやすいため、ボールが高く上がります。

基本的には、手持ちで一番フェースが寝ているクラブを使えばよいのですが、サンドウェッジ(ロフト角56~58度)が一般的にはおすすめです。

ただし、打ち方や距離感によっては、フェースが寝ているクラブがベストとはいえないこともあります。

たとえば先ほど紹介した転がしアプローチであれば、9番アイアン(37~42度)やピッチングウェッジ(43~48度)が適しています。

また、パターを活用しているプロゴルファーもいます。

パターを使えばダフリやトップのリスクがないので、安定してアプローチできるからです。

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【クラブ別】左足下がりの打ち方

この章では、左足下がりでの打ち方をクラブ別に解説します。

ユーティリティ

左足下がりでユーティリティを打つ場合は、インパクトの際に思い切って左足に体重移動するのがポイントです。

インパクト後に歩き出すようなイメージで、しっかり左足に体重を乗せてみましょう。

体重移動をすると、インサイドアウトになりやすく、左足下がりでは、ボールに対して鋭角にインパクトできます。

鋭角にインパクトすることでダフリやトップのミスが減り、思い通りの球が打てるはずです。

ただし、球が上がりづらく前に飛びやすいので、通常よりも低くて強い球が出やすくなります。

飛距離も普段より数ヤード伸びてしまう可能性があるので、1番手下のクラブを選択したほうがよいでしょう。

ウッド

左足下がりでウッドを打つのはおすすめできません

ウッドは、ロフト角が小さく球が上がりにくいクラブです。

もともと、左足下がりでは球が上がりにくいライなので、このウッドを使用するとほとんどチョロになってしまいます。

ただし、前方に障害物がなく「チョロでも距離を稼げればいい」場面ではチャレンジしてみてもよいでしょう。ウッドのようにロフト角が小さいということは、飛距離が出るからです。

左足下がりでウッドを打つ際は、無理にボールを上げようとしないことが大切です。

適正のないクラブで、ボールを上げようとするとダフりやトップの原因となり、明らかなミスショットが出る確率が高まります。

前述した基本の打ち方を実践し、確実なインパクトを心掛けましょう。

また、左足下がりでウッドを打つと右に飛ぶ確率が、より高まるので、大胆に左を向いて打つのもポイントです。

アイアン

左足下がりでアイアンを打つときもウッドと同じように、球を上げようとしない意識が大切です。

アイアンも、番手によりますが、ロフト角が小さいクラブです。無理に球を上げようとするとミスの原因になり、大ダフリや空振りになる恐れもあります。

どうしても球を上げる必要がある場合では、少しフェースを開いて構えるとよいでしょう。

ただし、フェースを開くとスライスが出やすくなるので、右へ飛びやすい左足下がりでは、打ち出す方向を普段以上に左へ意識しなくてはいけません。

左足下がりで出やすいミスと対策

ここでは2つのポイントについて解説します。

シャンク

左足下がりでシャンクが出やすい人は、上半身の姿勢が原因だと考えられます。

左足下がりでは、無意識に球を上げようとするあまり、インパクト前に上半身が上を向いてしまいます。そうするとクラブがボールを正確に捉えられなくなり、クラブの根元に当たるシャンクが頻発します。

上半身が起き上がってしまうことによるシャンクの対策には、左足に乗せる体重をより強くするのがおすすめです。

打った後そのまま前に歩けるほど極端に左足に体重を乗せておくことで、上半身が起きない環境が作れます。

さらに、左足下がりで理想的なダウンブローにインパクトしやすくなるので、ショットの成功率も上がりますよ。

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ダフリ

左足下がりのライでもっとも多いミスがダフリです。

普段からあおり打ちや、球が引っかかるチーピンが多い人は、左足下がりでもダフリやすいのですが、これはクラブが下から入っているからです。

左足下がりでは、ダウンブローに打たないと必ずダフるので、ミスをしやすい人は上から打ち込むように意識してみましょう。

アウトサイドインを意識するとダウンブローにインパクトしやすいので、ぜひ試してみてください。

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左足下がりの傾斜練習には、ステップゴルフのラウンドレッスンがおすすめ◎

左足下がりは、初心者だけでなく多くのゴルファーが苦手としているライです。

特に初心者の中には、ダフリやシャンクを何度もしている人も多いでしょう。

左足下がりのライでは、傾斜に合わせた打ち方が必要不可欠ですが、それ以前に基本的なスイングが完成していなければ、この応用的なスイングをすることは難しいでしょう。

左足下がりに限らず、シーンに合わせた打ち方を学ぶにはまず、ベースのスイングの再現性を高める必要があります。

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