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ゴルフのアイアンの種類まとめ。違いや番号の意味、選び方まで解説

ゴルフクラブの中でも、狙った場所へきっちり飛ばすために使うのがアイアンです。

ドライバーショット以降で欠かせないのはもちろん、ショートホールでのティーショットなど、使用頻度がとても高いクラブです。

それだけに、アイアン選びはスコアアップに直結するともいえますが、種類が多すぎてどれにしたらよいか悩んでしまう方も多いでしょう。

この記事ではアイアンの特徴について解説したあと、選び方のポイントも紹介するので、自分に合ったアイアン探しに役立ててください。

ステップゴルフ野口コーチ
監修者 野口
アイアンは9種類の番手があるだけでなく、形状もさまざまです。特性を把握して自分だけのクラブセッティングを実現しましょう!
初心者大歓迎!ステップゴルフ

【番号別】ゴルフのアイアンの種類

アイアンには1本ごとに番号がつけられており、ヘッドのソール部分に数字が刻まれています。

これを「番手」と呼びますが、打ちたい距離によって番手を使い分けるのがゴルフのポイントです。

そこで、番手ごとのロフト角とアマチュアゴルファーの平均飛距離をまとめてみました。

アイアン番号一般的なロフト角男性平均飛距離女性平均飛距離
1番15度前後
2番18度前後
3番20度前後
4番20~23度170~190ヤード
5番24~27度160~180ヤード100~120ヤード
6番27~30度150~170ヤード90~110ヤード
7番31~34度140~160ヤード80~100ヤード
8番35~38度130~150ヤード70~90ヤード
9番(PW、SWは除く)39~42度120~140ヤード60~80ヤード

9番から8番、8番から7番とアイアンの番手を上げていくと、飛距離は10ヤード刻みで伸びていきます。

こちらのデータはあくまで一般的な数字です。自分が打てる飛距離を把握する際の目安にするとよいでしょう。

それでは番手ごとの役割や、使える場面についても解説します。

1番アイアン

1番アイアンは「ドライビングアイアン」とも呼ばれるクラブで、アイアンのなかでもっとも飛距離が出ます。

1980年代まではアマチュアの間でも利用されていましたが、フェアウェイウッドやユーティリティの充実によって、近年ではほとんど見かけなくなりました。

ロフト角が小さくクラブも長いため、使いこなすには速いヘッドスピードと高い技術が求められます

2番アイアン

2番アイアンも近年では、使用目的がかなり限定的になったクラブです。

低弾道で強いボールを打てるのが特徴で、風の影響をなるべく減らしたいときに使われることがあります。

また、飛距離よりも正確性が求められるケースでは、ティーショットでも出番があります。

ただし、使いこなすのが難しいのは1番アイアンと同じで、一般的なゴルファーは2番アイアンをバッグに入れていません。

18度前後のロフト角の場合、ほとんどのプレーヤーはフェアウェイウッドやユーティリティを使っています。

3番アイアン

3番アイアンはロフト角が20度前後になるため、1番や2番に比べれば扱いやすいものの、一般的なゴルファーにとって難しいクラブであることには変わりありません。

全英オープンに代表されるように、強風吹き荒れる海沿いのコースで開催される大会では、2番や3番をバッグに入れるプロも多いです。

しかし、アベレージゴルファーの世界ではアイアンの「1から3」は絶滅危惧種といってもよいでしょう。

4番アイアン

4番アイアンは男子プロの間では一般的なクラブで、アマでもパワーのある上級者になると使うケースが増えます。

2000年代ごろまではアイアンセットにも組み込まれていましたが、近年では単品販売されるケースがほとんどです。

ロフト角が20度を超えているので、うまく使いこなせれば200ヤード前後のショットで活躍してくれます。

しかし、3番から4番のロフト帯はフェアウェイウッドやユーティリティの品ぞろえが充実しています。

楽に飛ばせてミスにも強いモデルがひしめき合っているため、アベレージゴルファーがあえて4番アイアンを使うメリットは少ないかもしれません。

5番アイアン

1番から9番まであるアイアンのうち、数字だけなら5番はちょうど真ん中です。

しかし、現在では5番までをロングアイアンに分類するのが一般的で、難易度も真ん中よりもかなり上です。

そのため、近年では5番の代わりにユーティリティを使うプレーヤーも増えています

アベレージゴルファーにとって、5番アイアンが活躍する場面といえばショートホールでのティーショット。

5番でのショットはダフりやトップが増えがちですが、ティーアップすればクリーンに打てるという方も多いでしょう。

また、パー5のセカンドショットでは飛距離を稼いでいくのに役立ちます。

6番アイアン

6番からはミドルアイアンになりますが、6番の立ち位置はロングアイアン寄りになりつつあります。

5番アイアンを入れない女子プロもすっかりおなじみとなり、男性向けのアイアンセットも5番が単品販売となるケースが増えています。

レディースでは「7~9番とPW、SW」の5本セットが主流になっており、6番は単品扱いとなるケースが大半です。

長いアイアンが減る傾向が続いているとはいえ、6番が活躍する場面がまだまだ多いことも事実です。

練習場で手に取ることは少ないかもしれませんが、積極的に振っていくことで苦手意識がつかないようにしましょう。

7番アイアン

「ゴルフクラブの出発点」と例えられることも多いのが7番アイアンです。

ゴルフ初心者の多くが7番アイアンを使ってスイングを固めており、ビギナーを卒業しても「練習場ではまず7番」という方は多いかもしれません。

また「7番で何ヤード飛ぶか」という話題は、ゴルフ談義の定番ネタとなっています。

その飛距離ですが、男性で150ヤード前後、女性は90ヤード前後が一般的です。

練習場で握ることが多い7番アイアンですが、コースに出ても使用頻度がとても高いクラブです。

通常のショットのほか、グリーン周辺からのランニングアプローチに使われることも多く、ゴルファーにとって頼れる1本となっています。

8番アイアン

8番からはショートアイアンと呼ばれますが、長いアイアンが姿を消していることもあり「8番が中心」という考え方も浸透しています。

7番より8番のほうが扱いやすいので、初心者が楽しみながらスイングを固めるためのクラブとして適しているかもしれません。

コース上でも「ミドルアイアンは苦手だけど、8番なら自信を持って打てる」という方も多いのではないでしょうか。

男性で140ヤード前後、女性なら80ヤード前後が平均的な飛距離です。

このあたりの距離になるとグリーンをキャッチできる確率も上がってくるため、ゴルフの楽しさを実感できるクラブといえるでしょう。

9番アイアン

アイアンのなかで、もっともロフト角が大きいのが9番です。

つまり、ボールが一番上がりやすく飛距離も出ません。

PW(ピッチングウェッジ)やSW(サンドウェッジ)を使う手もありますが、これらを除いたアイアンの中では、一番短いので打ちやすく、9番に対して苦手意識を持つ方は少ないのではないでしょうか。

初心者でも割と早く使いこなせるようになるので、「初めて自信を持てたクラブが9番」という方も多いかもしれません。

また、コースに出たら避けては通れない「林からの脱出」など、トラブルショット対策でも役に立つのが9番アイアンです。

クラブが短くコンタクトしやすいメリットを生かして、さまざまな場面で活躍してくれるでしょう。

どのアイアンを、どのタイミングで使うべきか、ラウンドレッスンなら答えが見つかります

【形別】ゴルフのアイアンの種類と特徴

ゴルフショップに行くと、さまざまな形をしたアイアンが販売されていますが、「マッスルバック」「キャビティ」「中空(ちゅうくう)」と、3種類の形状に分類されます。

アイアンの種類飛距離操作性難易度
マッスルバックアイアン飛びづらい高い高い
キャビティアイアン普通普通普通
中空アイアンよく飛ぶ低い低い

ここでは、飛距離や操作性などそれぞれの特徴について解説します。

マッスルバックアイアン

マッスルバックアイアンは見た目がとてもシンプルで、プロや上級者から好まれるクラブです。

フェース面の裏側にはくぼみがなく、1枚の板で作られたような形状となっています。

ソールの幅も狭いため、クラブを手にして構えたときに上から見た形がとてもシャープで、あこがれを抱く方も多いでしょう。

打球の曲がり幅や弾道の高低、スピン量などをコントロールをしやすいのが特徴で、うまく使いこなせばボールを自由自在に操ることもできるようになります。

ただし、マッスルバックはスイートエリアが小さいため、ミスヒットすれば大きな飛距離ロスにつながります。

打ち出し角も低いため、速いヘッドスピードとダウンブローの技術がなければ、ボールを上げるためのスピンがかかりにくいでしょう。

ビギナーからアベレージゴルファーには難しすぎて、ゴルフの楽しさを感じられなくなるかもしれません。

あこがれはあこがれとして、とっておくのが無難といえるでしょう。

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アイアンとボール

キャビティアイアン

キャビティとは、穴やくぼみを意味する英語です。キャビティアイアンはその名の通り、フェース面の裏側を削ってくぼみをつくることでウエイトをソール部分や外側に配分したアイアンです。

これによってスイートエリアが広がり、芯から外れてヒットした場合でも安定して飛ばすことができます。

また、削ったウエイトをソール部分に配分することで低重心化を実現し、パワーがなくても高弾道のボールを打つことができます。

ミスに強く高弾道というのは、レベルを問わずすべてのゴルファーが求めているといえるでしょう。

この特性を最大限に発揮するため、初心者向けから上級者向けまで数多くのキャビティアイアンが発売されています。

キャビティアイアンは、さらに細かく分けると次の3種類になります。

  • フルキャビティ
  • ハーフキャビティ
  • ポケットキャビティ

フルキャビティはフェースの裏側がしっかりと削られています。

ウェイトが外側にしっかりと配分されて低重心となることから、比較的扱いやすいモデルが豊富です。

フルキャビティに比べると削りが浅いのがハーフキャビティです。

その名の通り、キャビティとマッスルバックの中間のような性能を発揮します。

操作性を求めながらも、ミスへの寛容さもほしいという方におすすめの形状です。

一方、扱いやすさに振りきっているのがポケットキャビティです。

フェースの裏側はポケットがあるように削られており、削ったウエイトは両サイドに配分されています。

これによって、低重心は維持しながらもスイートエリアはさらに広がり、ヘッドの大型化にもつながっています。

ミスへの強さがアップしたことで、同じ番手でもロフトを立てることが可能になったわけです。

進化を重ねたポケットキャビティが「飛び系アイアン」として人気を集めているのもうなずけますね。

ただし、ポケットキャビティは初心者専用というわけではなく、上級者向けのモデルも登場しています。

すべての層のゴルファーが使えるアイアンといえるでしょう。

中空アイアン

中空アイアンは、キャビティのくぼんだ部分にフタをしたような形状のアイアンです。

つまり、性能はキャビティで見た目はマッスルバックのようなクラブです

キャビティと同様、低重心設計で飛距離や高さを稼ぎやすく、ミスヒットへの寛容性も高くなっています。

また、キャビティはくぼんだ部分の手入れがしにくいですが、中空ならさっとふくだけでOKというメリットもあります。

一方で「フタ」の部分の重量があることにより、重心位置がキャビティより若干高くなってしまうことには注意が必要です。

ゴルフのアイアンのソケットの種類

アイアンのヘッドとシャフトをつなぐ部分に使われるパーツがソケットです。

ソケットは交換することも可能なので、選び方について紹介します。

購入時のチェックポイント選び方
外径・内径・純正モデルと同じサイズを選ぶのが一般的
・内径サイズは純正モデルと0.1mmでも違うと使えないので注意
長さ・クラブの性能には影響なし
・アドレスした際に印象がよいものを
デザイン・色は豊富で目印代わりにも使える
・ラインや柄が入ったものもあるので、お好みで

ゴルフのアイアンのグリップの種類

自分が思った通りの打球が出ないとき、「クラブが合っていないのでは」と考えることも多いでしょう。

しかし、忘れてはいけないのがグリップの存在です。

グリップの太さや素材を変えてみたら、クラブ本来の性能が発揮されるようになったケースもよくあります。

色やデザインも豊富で、ファッション感覚で自分だけのアイアンを楽しむこともできます。

そこで、グリップの種類ごとに特徴をまとめてみました。

 

購入時のチェックポイント種類ごとの特徴
太さ・重さ太くて重い細くて軽い
・安定性が向上する
・スイング中に手首を使いにくくなる
・フック(左に曲がる)しにくい
・飛距離が伸びやすい
・操作性がよくなる
・スライス(右に曲がる)しにくい
バックラインありなし
・毎回同じ位置で握りやすい
・アドレス時にフェースを開閉しない方におすすめ
・フェースを開閉しても同じ感覚で握れる
・グリップする位置を毎回確認する必要がある
素材ラバーコード
・柔らかい
・手に吸い付くような握り心地
・握力がなく手の皮が柔らかい方におすすめ
・固い
・濡れても滑りにくい
・握力があり手の皮が厚い方におすすめ

【目的別】アイアンの選び方のポイント

目的・レベル別にアイアン選びのポイントを解説します。

アイアン選びによって上達スピードが大きく変わる場合もあるので、ぜひご自身に合ったアイアンの種類を覚えてくださいね。

初心者向け(やさしい・打ちやすい)

初心者がアイアンを選ぶ際のチェックポイントは以下の2つ。

  • スイートエリアが広い
  • ソール幅が広い

初心者ゴルファーのアイアン選びでなんといっても重要なのは、スイートエリアの広さです。

スイートエリアが広いアイアンはミスヒットにも強いので、打点がバラバラの初心者でも安定したショットを打ちやすくなります。

さらに、ソール幅が広いことも見逃せないポイントです。

ソールが広いアイアンは低重心で打球が上がりやすいだけでなく、ダフリに強いというメリットもあります。

2つの条件を満たすアイアンといえば、フルキャビティやポケットキャビティです。

また、中空アイアンにも初心者向けのモデルがあるのでチェックしてみましょう。

中級者向け(100~90切りを目指す)

100切りを達成するようになると、初心者向けというワードに対して「自分は違う」と思ってしまうかもしれません。

しかし、初心者に適したアイアンはミスへの寛容性と高弾道を両立してくれるので、そのまま使っても問題ありません。

それでも、さらなる上達を目指して新しいクラブを選ぶという方は以下のポイントに着目してみましょう。

  • コントロール性能
  • 飛距離

90切りを目指すのであれば、パーオン率を高めていくことが必須条件です。

グリーンをとらえるためには弾道やスピン量のコントロールが求められるため、操作性の高いクラブを使ってみたくなるでしょう。

しかし、いきなりマッスルバックに挑戦すると、ミスが逆に増えてしまうおそれも否定できません。

そこで、中級者にはハーフキャビティやアスリート向けの中空アイアンがおすすめです。

2つの条件のうち、コントロール性能を重視するならハーフキャビティ、飛距離を重視するならアスリート向けの中空アイアンがおすすめです。

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90切ゴルフ

80切りを目指す方向け

80切り、もしくはそれ以上を目指す方になると、ハーフキャビティやアスリート向けの中空アイアンに加えて、マッスルバックが選択肢に入ってきます

中級者のころから利用しているクラブの精度を高めていくのが現実的ではありますが、より自在にボールコントロールしたい方は、マッスルバックに挑戦してみてもよいでしょう。

ただし、ミスへの寛容性が大きく下がる点には注意が必要です。

飛距離を相当落とすことにもなりかねないので、パワーに自信がない方はやめておくのが無難かもしれません。

自分に合ったアイアンはコーチと一緒に見極めよう◎

ゴルフのアイアンは、選ぶモデルによって特徴や性能が大きく異なります。

アイアンセットともなると安い買い物ではないため、何としても自分に合ったアイアンを選びたいところです。

特に初心者の方は、自分のスイングが固まってから購入するのをおすすめします。

しかし、「自分に合ったアイアン」がそもそもわからないという方も多いでしょう。

そんなときは、スイングからクラブ選びまですべてに精通したコーチのアドバイスを受けるのがおすすめです。

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