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ゴルフでボールに当たらない……その原因と芯に当てる練習について解説

ゴルフを始めたばかりの方にとって、ボールに当たらず空振り、というのはよくあることです。

「どうして当たらないのか」「いつになったら当たるようになるのか」と感じている方も多いでしょう。このような状況が続くと、せっかくのゴルフも「つまらない」と感じてしまうかもしれません。

この記事では、クラブがボールに当たらない原因をわかりやすく解説するとともに、コツや具体的な練習方法を紹介します。

STEPGOLF毛利隆彦
監修者 毛利
ボールに当たらないとゴルフは始まりませんが、「当てたい」という意識が強すぎるのも逆効果です。まずは当たらない原因から見つけましょう。

なぜ?ボールに当たらない原因として考えられること

練習場では少しずつ感覚がつかめても、思ったようにスイングが決まらないことは珍しくありません。このような状況に陥る原因として、以下の4つが考えられます。

  • 力みすぎている
  • トップから打ちにいっている
  • ボールを意識しすぎている
  • 手打ちになっている

1つずつ確認してみましょう。

力みすぎている

初心者がボールにクラブを当てられない原因の1つに、必要以上の力の入れすぎが挙げられます。

腕や肩に余計な力が入ると、体全体のバランスが崩れ、スムーズなスイングができなくなります

特に「ボールを遠くへ飛ばしたい」という意識が強いと、手や腕に過剰な力が入り、体が安定しにくくなり、かえってヘッドスピードが落ちたり、スイング軌道が崩れて空振りしたりします。

トップから打ちにいっている

スイングを始めたばかりの頃は、トップの位置からいきなりボールを打つ動きになりがちです。ボールまでの最短距離を通ってスイングしようとするため、クラブが正しい軌道から外れ、ボールを芯で捉えることができません

また、ダウンスイングの早い段階で手首のコックが解けやすくなり、ボール手前をダフることも多くなります。

トップからの切り返しで打ち急ぐことが、スイング軌道を崩す原因といえるでしょう。

ボールを意識しすぎている

ボールを注視しすぎることも、クラブがうまく当たらない原因の1つです。

ボールを全く見ないのも良くないですが、常に目線がボールを向いていると「当てに行く」意識が強くなり、スイング全体の流れが止まってしまいます

ボールへの意識が強すぎると、ゴルフスイングの基本である体の回転が使えなくなり、ボールに当たらなくなるのです。バックスイングでも十分な捻転ができないため、、腕だけでクラブを振る原因にもなります。

手打ちになっている

初心者に多い動きが、腕だけでクラブを振ろうとする「手打ち」です。腕の力だけでスイングをしようとすると、手が体の軸から外れやすくなり、インパクトでボールを捉えにくくなります

腕と体が連動しない動きとなるため、正しい位置にクラブを振り下ろせず、当たっても弾道が安定しません。スイングのパワーをボールへうまく伝えられないので、距離も伸びづらくなります。

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ボールをクラブの芯に当てるコツ・感覚の掴み方

クラブの芯に当てることができれば、飛距離や方向性が安定し、自信を持ってプレーを楽しむことができます。そのためには、クラブの芯でボールを捉えるコツを知り、感覚を掴むことが重要です。

この項目では、コツや感覚について解説します。

アドレスの姿勢を整える

ゴルフスイングの基礎として欠かせないのが、正しいアドレスです。

アドレスとは、ボールを打つ前の構えのことを指します。アドレスの姿勢が崩れていると、スイング全体が乱れやすくなり、クラブの芯でとらえることができません。

アドレスの姿勢はスイングの安定感を左右する重要なポイントなので、まずは正しいアドレスの姿勢を身に付けておきましょう。

まず、足の幅は肩幅程度に広げて、膝を軽く曲げます。体重はつま先と踵の中央に乗せ、安定した重心を意識しましょう

クラブを握る手元の位置は、自然に垂らした腕の延長線上にくるように調整します。ボールの位置が正しいと感じられるまで、何度でも構えを確認する癖をつけることが重要です。

正しい姿勢でアドレスできるとスイングがスムーズになり、自然とクラブの芯でボールをとらえる感覚が身に付いてきます。

振り切る意識をもつ

初心者の方は、ボールに当てることを意識しすぎてスイングを途中で止めてしまうことがあります。

しかし、スイングはフィニッシュまで振り切ることが大切です。途中で動きを止めると、スイングの軌道が崩れ、芯に当たりづらくなります。

ボールそのものを目標とするのではなく、スイング全体の動きを重視してください。スイングの中で、ボールはあくまで「通過点」であるというイメージをもつと、力を効率的に伝えられます

また、フィニッシュでしっかりとバランスが取れているかを確認することで、スイング全体が改善されることが多いです。

フィニッシュまで振り切ることでボールがクラブの芯に当たる確率が高まり、ヘッドスピードが上がるため飛距離も伸びやすくなりますよ。

スイング軌道を確認する

ボールを芯に当てるには、正しいスイング軌道を理解する必要があります。スイングの軌道が乱れると、クラブの芯がボールから外れてしまい、ミスショットが増えます。

スイング軌道をチェックするには、練習場で目印を置く方法が有効です。例えば、クラブを地面に置いて、スイング中にクラブヘッドがそのラインに沿って動いているか確認します。

また、鏡や動画を活用するのも効果的です。自分のスイングを客観的に見ることで、修正すべきポイントが明確になります。

軌道を意識しながら練習を重ねると、クラブの芯でとらえる感覚が身に付いていくはずです。

ただし、スイング軌道の修正はショットの方向性や飛距離に大きく影響するため、間違った癖をつけないことが重要。1人でスイング軌道を改善する自信のない方は、正しい知識を持った人に見てもらうようにしましょう。

インドアゴルフスクールなど、個別にアドバイスをもらえる環境であれば、間違ったスイングを覚えてしまうことがありません。

ステップゴルフは、個人のレベルに合わせてオーダーメイドのレッスンを行っているため、どう修正したら良いか判断できない初心者の方にこそおすすめです。

「練習場では当たるのにコースでは当たらない」という場合

練習場ではしっかりとボールを打てていたのに、コースに出ると途端に当たらなくなる。このような悩みをもつ初心者ゴルファーは多くいます。

本番でうまく打てないのは、コース特有の環境や心理的なプレッシャーが、スイングに影響を与えてしまうことが原因です。この状況に対処するためのポイントを詳しく解説します。

練習場とコースの違い

練習場とコースでは、環境や条件が大きく異なります。練習場では平坦なマットの上でボールを打つことがほとんどで、ライの状態は一定です。そのため、スイングに集中しやすく、ボールに当てるのはそれほど難しいことではありません。

一方、自然の地形を利用したコースでは芝の状態が一定ではなく、傾斜やラフなど、さまざまなライに対応する必要があります

また、目の前の池やバンカーがプレッシャーとなり、普段通りのスイングができないこともあるでしょう。

さらに、コースでは目標地点が明確に設定され、狙うべき方向や距離が重要になります。この「目標を意識しすぎる」という心理的な負担が、体に力みを生じさせ、スイングのリズムを崩す原因となるのです。

対策をするならコースレッスンがおすすめ

コースで思うようなショットが打てない場合、対策としてはコースレッスンを取り入れることがおすすめです。

コースレッスンでは実際のラウンド環境で練習ができるため、実践的なスイングやショットを身に付けられます

例えば、傾斜地での構え方やスイングの調整方法、ラフからの打ち方などは、打ちっぱなし練習場では学べない技術です。また、経験豊富なプロが一緒にラウンドしながらアドバイスをくれるため、問題点をその場で修正できるのも大きなメリットになります。

さらに、コースレッスンを通じて「成功体験」を積めるのもメリットの1つ。コースでの成功は自信につながり、心理的なプレッシャーを軽減する効果があります。

こうした自信を積み重ねていくことで、コースでのスイングを安定させられるはずです。

ステップゴルフでは、コーチ帯同でコースを回れるコースレッスンを随時開催しています。レベルに合わせてレッスンを受けられるので、コースデビューを控えている方やまだラウンドでのプレーに慣れていない方でも安心ですよ

「特定のクラブでボールに当たらない」という場合

「アイアンは打てるのにドライバーはボールに当たらない」といったように、特定のクラブでミスが出る人も多いでしょう。クラブごとにスイングや使い方の感覚が異なるため、クラブによってミスが出やすいのは自然なことです。

ここでは、クラブの種類によってボールに当たらない原因と解決方法を解説します。

ドライバー

ドライバーがボールに当たらない原因の1つは、構えやスイングの基本が崩れることです。

ドライバーはシャフトが長くヘッドが大きいため、ほかのクラブと比べてスイングが大振りになりやすく、スイングの軌道が乱れることがあります。また、「遠くに飛ばそう」という意識が強すぎて、力みが生じることも原因です。

対策としては、まず正しいアドレスを取ることを意識しましょう。ボールの位置はスタンスの左足寄りに置き、体重を左右均等に配分します。

スイング中は「振り抜く」ことを意識し、ボールを強く打とうとせず、自然なリズムを心がけましょう。

また、練習場ではティーの高さを調整してみてください。自分に合った高さを見つけることで、スイートスポットでボールをとらえる確率を上げられますよ。

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ドライバーが当たらない……その原因と解決策を状況別に解説

アイアン

アイアンショットでボールに当たらないのは、体重移動が不十分なことが原因として挙げられます。

アイアンは地面のボールを直接打つ必要があるため、ボールに対して適切な入射角でクラブを下ろさなければなりません。そのためには、左足へしっかりと体重を乗せる意識が重要です。

インパクトで右足に体重が残っていると、クラブの最下点がボール手前になり、ダフリやトップなどのミスが出やすくなります。

アイアンを正確に打つためには、番手に合わせてボールをスタンスの中央からやや左寄りにセットするのがポイント。また、切り返しからインパクトにかけて体重を左足にかけることで、ダウンブロー(ボールの上からクラブが下りる軌道)に打つことができます。

練習方法としては、軽くハーフスイングから始め、芯に当たる感覚を養うことが効果的です。

スイング中は、クラブのフェースをボールに向けたままインパクトを迎えることを意識してください。この意識により、ボールをとらえやすくなります。

その他ユーティリティやウェアウェイウッドなど

ユーティリティやフェアウェイウッド、ロングアイアンなど、その他のクラブでミスが起こる場合もあります。これらのクラブはシャフトの長さやヘッド形状が異なるため、スイングの感覚がほかのクラブと変わることが原因です。

ユーティリティは、アイアンとドライバーの中間的な使い方が求められます。構える際には、アイアンのように体重をやや左足寄りに置きつつ、ボール位置をスタンスの中央からやや左寄りに置くようにしましょう。

また、フェアウェイウッドは地面から直接ボールを打つクラブの中でも、特に難易度の高いクラブです。ボールが上がらないイメージが湧きやすく、下から打ち上げようとすることでダフりや空振りといったミスが起こります。

フェアウェイウッドではボールを上げようとせず、芝の上を滑らせるイメージをもつことが大切です。

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「急にボールに当たらない」「スランプで当たらなくなった」という場合

ゴルフは順調に上達しているように感じていても、突然スイングが乱れ、ボールに当たらなくなることがあります。

このようなスランプは、誰にでも起こり得るものです。技術的な問題だけでなく、心理的な要因も大きく影響します。

この章では、急にボールに当たらなくなる原因の特定と対策を解説します。

突然当たらなくなる原因は、技術面と精神面の影響

急にボールに当たらなくなる原因は、大きく分けて2つあります。

1つはスイングフォームが崩れてしまった場合、もう1つは精神的なプレッシャーや焦りによるものです。

スイングフォームの崩れは、練習を続ける中で無意識に間違った癖がついてしまうことが原因。例えば、グリップの握り方が変わったり、体重移動が不自然になったりすることがあります。

また、細かな修正を繰り返す中で、スイング全体のリズムが乱れるケースもあるでしょう。

精神面では、「もっとうまくならなければ」という焦りや、「次は絶対に成功させたい」というプレッシャーが原因です。これらの心理的負担が体を緊張させ、結果としてスイングに影響を及ぼすことがあります。

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心理的な改善策を取り入れる

心理的なプレッシャーや焦りを解消するためには、まず「失敗してもよい」という心の余裕をもつことが重要です。ゴルフは1打1打の積み重ねが重要なスポーツであり、常に完璧なスイングを求める必要はありません。

スランプの時期は「楽しいゴルフ」に戻ることを意識しましょう。例えば、スコアにこだわらず、気軽に練習する時間を作るという方法があります。

また、素振りやアプローチショットを中心に行い、スイングの感覚を取り戻すことも効果的です。

コースで緊張する場合は、スイング前に深呼吸を行うことで、気持ちをリセットし、リラックスした状態でプレーに臨むことができますよ。

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練習法でスイングを取り戻す

スランプを克服するためには、基本に立ち返った練習がもっとも効果的です。具体的には、ハーフスイングやスローショットを繰り返すなど、スイングの基本的な動きを再確認します。

特に、グリップの握り方や構え方を見直すことで、調子を取り戻すことも少なくありません。

また、アイアンやフェアウェイウッドなどが不調の場合は、ボールをティーアップしてショットする練習が効果的です。地面のボールを打つよりも難易度が低くなるため、スランプ脱出への大きな助けとなります。

さらに、動画で自分のスイングを撮影し、改善点を客観的に確認することも大切です。

もし練習に行き詰まりを感じた場合は、プロのコーチにアドバイスを求めるのもよいでしょう。第三者の視点から問題点を指摘してもらうことで、新たな発見があるかもしれません。

「久しぶりにやるとボールに当たらない」という場合

ゴルフからしばらく離れていた場合、再開したときに以前のようにスムーズにボールを打てないと感じることがあります。

これは、長期間のブランクが体の動きや感覚に影響を与えてしまうためです。

しかし、焦らずに基本を思い出しながら段階的に取り組むことで、再び楽しさと上達の手応えを感じられるようになります。

長期間のブランクがもたらす影響

長い間クラブを握らない状態が続くと、スイングに必要な筋肉が弱まり、体全体の動きがぎこちなくなることがあります。

また、グリップの握り方やスイングのリズムといった基本的な感覚を忘れていることも不調の原因です。

このような状況では、以前できていたスイングを思い出そうとするあまり、力が入りすぎてミスショットが増えることも少なくありません。

リハビリ的な練習法を取り入れる

久しぶりにゴルフを再開する際には、まずスイングの基本を確認することが重要です。いきなりフルスイングに挑戦するのではなく、軽いスイングから徐々に感覚を取り戻していきましょう

最初のステップとして、素振りで体をほぐし、リズムやバランスを意識してみましょう。素振りを通じてスイング全体の流れを確認し、自然な動きを感覚的に取り戻すことができます。

次に、ハーフスイングでボールを打ってみましょう。これは、芯に当たる感覚を少しずつ思い出すことが目的です。

また、短いクラブから練習を始めることで、スイングの安定性を高めることができます。長いクラブに比べて操作しやすいため、ミスショットが減り、自信を取り戻すことにも効果的です。

リハビリを行うつもりで練習すると精神的な負担が軽減されるため、以前の調子を取り戻しやすくなりますよ。

「たまにボールに当たらない」「夜だけ当たらない」という場合

ゴルフには、調子が良い日と悪い日があるものです。それでも、普段はしっかり当たるのに突然ボールが当たらなくなると、「なぜ?」と焦ることもあるでしょう。

たまに起こる一時的な不調や、夜の練習でだけ調子を崩すケースには、リズムや疲労といった身体的・心理的な要因が関係していることが多いです。

一時的な不調の原因は?

たまにボールが当たらなくなる場合、リズムが乱れていることが主な原因として挙げられます。

スイングのリズムが急に早くなったり、体の動きとクラブの振りがかみ合わなかったりすると、ミスショットが増える傾向です。

これは、ゴルフの調子が「心身のコンディション」に左右されやすいスポーツであることを示しています。

特に夜の練習では、日中の疲労が影響していることが不調の主な原因。仕事や日常生活での疲れが溜まっていると、体の動きが鈍くなり、集中力が低下することがあります。

また、暗い環境では視覚情報が制限されるため、スイングの正確性が損なわれやすいことも調子を崩す原因です。

リズムを整える方法

一時的な不調を改善するには、スイングのリズムを見直すことが重要です。リズムが速すぎると力みが生じやすくなり、スイング全体が崩れてしまいます。

これを改善するには、「素振り」が効果的です。特に、ゆっくりとしたテンポで素振りを行うことで、スイングの動きを再確認できます

スイング中は、呼吸を意識するのもよいでしょう。クラブを引くときに息を吸い、振り下ろすときに吐くことで、スイングにリズムを持たせることができます。

また、疲れているときは、体を休めることも重要です。過度な練習は不調を悪化させるだけでなく、体調不良を招く原因にもなるため、無理をしない範囲での練習を心がけましょう。

ボールをクラブの芯に当てる2つの練習ドリル

ゴルフで安定したショットを打つためには、クラブの芯でボールをとらえる感覚を養うことが重要です。

芯に当たると飛距離や方向性が向上し、自信を持ってプレーを楽しむことができます。

ここでは、初心者でも取り組みやすい練習方法を2つ紹介します。

ハーフスイングドリル

ハーフスイングドリルは、腰の高さまでのスイングでボールを打つ練習方法です。

小さなスイングでクラブの動きをコントロールし、芯に当てる感覚を養うことができます。

ポイントは、腕ではなく体の回転でスイングすること。ボディターンのスイングを意識することで、体の中心から手元が外れなくなり、クラブの芯でボールを捉えやすくなります。

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スイング軌道チェックドリル

スイング軌道チェックドリルは、スイング中のクラブヘッドの動きを確認する練習です。地面にクラブやアライメントスティックを置き、そのラインに沿ってスイングを行います。

この練習を繰り返すことで、正しいスイング軌道が身に付き、クラブの芯に当たる確率を高めるのに効果的です。

芯に当てる練習におすすめの器具

芯でボールをとらえる技術を向上させるためには、練習器具の活用も有効です。

ここでは、初心者から上級者まで幅広く使える3つの練習器具を紹介します。

インパクトバッグ

インパクトバッグは、クラブヘッドがボールに当たる瞬間の感覚を鍛えるためのクッション状の練習器具です。インパクト時の手の位置や力の伝え方を確認することができます。

使い方は簡単で、インパクトバッグを地面に置き、通常のスイングの要領でクラブを振り下ろすだけ。ボールを打つのではなく、バッグにクラブを当てる練習を繰り返すことで、正しいインパクトの感覚を身に付けるのに効果的です。

特に、芯でボールをとらえるためのスイング軌道や、クラブフェースの角度を矯正したい方は試してみましょう。

スイングトレーナー

スイングトレーナーは、正しいスイング軌道を体に覚えさせるための器具です。スイング中のクラブの動きを視覚的に確認しやすくなり、改善点を把握しやすくなります。

種類によっては、重りを利用してスイングの感覚を強調するタイプや、軌道をガイドするフレームがついているタイプもあります。

特にスイングが安定しない初心者の方には、自分のスイングが正しい軌道を通っているかを確認するツールとして役立つでしょう。

アライメントスティック

アライメントスティックは、スイングの方向性やアドレスの正確性を確認するためのシンプルな練習器具です。主に地面に置いたり、体に沿わせたりして使用します。

練習場では、アライメントスティックを地面に置いて、スイングの方向性をチェックするのが効果的。アドレスの際に、正しいボールの位置を確認するためにも使えます。

アライメントスティックは、目標に対してスイングが正確に行われているかを簡単に確認できる練習器具です。初心者でも扱いやすく、練習の効果をすぐに実感できるので試してみましょう。

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