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ゴルフは120を切れないと迷惑?スコアの目安と120切りのための練習量を紹介

ゴルフ初心者やコースデビューを控えている人は、自分のスコアが周りに迷惑をかけていないか不安になりますよね。

スコア120は初心者の平均的なスコアといわれており、このスコアで回ることは周りに迷惑となるのでしょうか。

この記事では、ゴルフで迷惑にならないスコアの目安と、スコア120切りに必要な練習量について解説します。

初心者のスコアに関して周りのゴルファーが感じていることにも触れるので、スコアに不安のある方はぜひ参考にしてください。

STEPGOLF毛利隆彦
監修者 毛利
初心者でスコアが悪くても、マナーやプレーファーストに気をつければ、周りへの迷惑をそれほど心配しなくても大丈夫です。

初心者ゴルファーの平均的なスコア

アマチュアゴルファーの平均スコアの目安
男性平均スコア女性平均スコア
初心者120〜150130〜160
中級者100〜110110〜120
上級者80〜9090〜100

初心者の平均スコアは、男性の場合で120〜150、女性の場合で130〜160といわれています。男女での平均スコアは10打ほど差がありますが、平均以上打つ男性もいれば、平均以下で回る女性もいるため、あくまでおおよその目安です。

練習量や指導者の有無によって多少スコアに差は出ますが、初めてのコースラウンドでは120〜160以内で回ることが目標となるでしょう。

ただし、コースコンディションによってスコアが大きく変わることに注意が必要です。実際のコースでは起伏や傾斜・ライの状態や風の影響などを受けるため、シミュレーションゴルフで算出したスコアより成績が悪くなることが多いです。

バンカーショットなどは練習場のマットから打つより難易度が上がるため、実際にはシミュレーションのスコアに10〜20打ほどプラスになることが予想されます。

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ゴルフのスコアカード

迷惑をかけないスコアは?

初心者やコースデビューしたばかりの人は、どのくらいのスコアで回れれば周りのゴルファーに迷惑をかけずに済むのでしょうか。

ここでは、スコアごとに初心者ゴルファーの傾向や周りからの印象を詳しく解説します。

スコア110の場合

スコア110で回る人は、「もうすぐ初心者卒業」といえるほどの腕前です。

ある程度の基本を習得していないと出せないスコアであり、100前後のスコアで回る中級者とそれほど技術の差はありません。

周りからは「センスがある」「上達が早い」という良い印象を受け、ラウンド中にスコアで迷惑をかけることはないでしょう。

スコア120の場合

スコア120は初心者の平均的なスコアといわれるため、周りに迷惑をかけることを心配しすぎる必要はありません。ラウンド中のマナーやエチケットに気を配り、スロープレーにならないよう心がければ問題ないレベルです。

スコア120前後のゴルファーは、ミスショットは目立ちますが、得意なクラブやショットも見つかり、初心者からの成長を感じられる段階といえます。周りからは「練習すればすぐにうまくなりそう」とポジティブな印象を持たれることが多いです。

スコア130の場合

スコア130の人はコースラウンドに慣れ始めた段階であり、ゴルフのルールやマナーを覚えつつ、プレーを楽しんでいる時期です。女性初心者の平均的なスコアでもあります。

ミスショットが多く飛距離も出ないので、なかなか前に進めないこともあるでしょう。

女性の場合はレディースティを使用するためそれほど問題ではありませんが、男性の場合は自分の打つ回数が増えることで、ほかの人を待たせる時間が増えます。上級者と一緒に回る場合は迷惑をかけてしまうかもしれません。

しかし、スピーディーなプレーを心がけることで、ほとんどの場合は対策が可能です。クラブを数本持って移動したり、打順が回ってくるまでに打つ準備を済ませておいたりすることで、同伴者を待たせずにプレーできます。

プレーファーストを意識することで一生懸命さが伝わり、周りのゴルファーも応援したくなるはずです。

スコア140の場合

スコア140はコースデビューを控えている、もしくはコースデビューしたての人に多いスコアです。

ゴルフの基礎を習得する段階のため、コースで空振りをすることもあるでしょう。ショットの方向性も定まらないので、ほかの人よりプレーに時間がかかる傾向です。

そのため、スロープレーにならないような配慮が必要となります。

中級者以上の人は、なかなか前に進めず自分の打順が回ってこないことにストレスを感じるため、できるだけスムーズなプレーを心がけましょう。

スコア130の場合と同様に、同伴者を待たせすぎない意識が必要です。

しかし、コース初心者であることを同伴者に伝えておくことで、それほど悪い印象は与えずに済みます。プレーに余裕がないので必死さが伝わり、ナイスショットが出たときは周りも一緒に喜んでくれるはずです。

【ゴルファーの声】一緒に回りたくないスコアはどれくらい?

スコアによっては同伴ゴルファーから「一緒に回りたくない」と敬遠されてしまうことが稀にあります。

初心者とはいえ、周りに迷惑をかけないためには、ある程度のスコアを出せる実力を身につける必要があるでしょう。

ここではゴルファーのリアルな声として、一緒に回りたくないスコアについての口コミを紹介します。

「スコア120でもマナーとエチケットを守る人なら大歓迎」

スコアが悪くても、プレーが早く、同伴者への気遣いができる人は歓迎されるようです。

ゴルフはマナーとエチケットを重視されるスポーツなため、スコアの問題よりも気持ちよくラウンドできる人のほうが良い印象を持たれるでしょう。

この口コミでは、スコア120の人とのラウンドは特に問題ではなく、スロープレーやマナーを守らないことに対して「一緒に回りたくない」と感じることが伺えます。

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屋外で笛を鳴らす少女

「初ラウンドでスコア140の人と回ったけど、向上心があって応援したくなった」

この口コミでは、初めてコースでラウンドした人と一緒に回ったゴルファーの感想が綴られています。

スコアは140とコース初心者に多い成績ですが、プレー中の一生懸命さや「うまくなりたい」という熱意が感じられ、応援したくなる気持ちが芽生えたようです。

友人や会社の同僚など、普段から付き合いのある人であればゴルフの成長過程を見ているため、たとえスコアが悪くても、本人の努力次第でネガティブな印象は与えにくいでしょう。

「スコア120以上はもうちょっと練習してからコースに出てほしい」

ネガティブな意見として、「ある程度のスコアが出せるようになるまで練習してからコースデビューしてほしい」という辛辣な口コミも一部あります。

これは、初心者にチョロや空振りといったミスが多く、なかなか前に進めない場合に多い意見です。

移動時に走ったり、クラブを数本持って行ったりしても、クラブがボールに当たらなければ前に進めないため、必然的にプレー時間が長くなります。

同伴者との関係性にもよりますが、距離が出なくてもボールを前に飛ばす程度のスキルは身につけておくとよいでしょう。

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迷惑をかけたくない……120切りするために必要な練習量は?

初心者がスコア120を切るには、ある程度の練習量と練習期間が必要です。

独学で上達を目指す場合と、指導者がいる場合とで必要な練習量に差はありますが、ここでは独学でスコア120を切るために必要な練習量について、男女別に解説します。

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男性の場合

男性の場合、1回200〜300球を週に1〜2回の頻度で練習するのが目安です。

上達速度には個人差がありますが、早い人で半年以内、遅い人でも1年程度でスコア120切りを目指せるでしょう。

男性は体力面・筋力面で有利なため、力強いスイングで飛距離を伸ばしやすいのが特徴です。体力のある人なら、1回の練習量を増やすことで、より上達を早めることができます。

その反面、力の入れすぎでスイングが崩れ、ショットの方向性が安定しにくいのがデメリットです。

ドライバーやフェアウェイウッドなどのロングショットを安定させる、アプローチやパターの精度を上げるなど、苦手なショットを改善していくための練習が求められます。

女性の場合

女性も男性同様に、週に1〜2回の頻度で練習するのが目安です。

練習のしすぎは体に大きな負荷を与えるため、かえって調子を崩してしまうかもしれません。1回で100〜200球程度を目安に練習するとよいでしょう。

練習を繰り返すことで、1年〜1年半程度でスコア120切りを達成するケースが多いです。

女性はフィジカル面で不利となることが多く、男性に比べて飛距離を伸ばしにくいかもしれません。しかし、ショットを大きく曲げることが少なく、OBなどのペナルティを減らせるのが強みです。

また、筋力に頼ったスイングではなく、体のバネを生かした柔軟性のあるスイングを習得しやすいことも特徴です。ショットを安定させやすいので、男性以上のスピードでスコア120切りを達成できることもあります。

120切りのためにやっておきたい練習3選

スコア120切りを達成するには、1打で大きな飛距離は必要ありません。パーを取る必要もなく、ダブルボギーでホールアウトすることを目指せば十分です。

確実にボールを前に運び、グリーン周りでのミスを減らしていけば、着実に120切りに近づけるでしょう。

ここでは、スコア120切りに必要な練習方法・ドリルを紹介します。

練習内容は以下の3つです。

  • ハーフショットで方向性を安定させるドリル
  • 50ヤード以内のアプローチ練習
  • カップに寄せるパター練習

順に解説していきます。

ハーフショットで方向性を安定させるドリル

ドライバーやアイアンなどの方向性を安定させるには、腰から反対の腰の高さまでの振り幅でスイングするハーフショットの練習が効果的です。

ポイントは、腕でクラブを上げるのではなく、体を回転させてスイングすること。グリップエンドがおへそを指したままスイングすることを意識しましょう。

こうすることで、フェース面をスクエアに保つことができ、ボールの方向性を安定させやすくなります。

ドライバーやロングアイアンを握ると飛ばしたくなりますが、力みはかえって飛距離を落とす原因です。左右に曲がる原因にもなるため、特にティーショットでOBが多い人はハーフショットを練習に取り入れてみましょう。

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50ヤード以内のアプローチ練習

グリーンから50ヤード以内の地点では、次の1打でグリーンオンできるかどうかでスコアが大きく変わります。

グリーン周りからのアプローチショットを成功させるには、10ヤード・30ヤード・50ヤードといった距離を打ち分ける練習が効果的です。

初心者の場合、使うクラブはピッチングウェッジや9番アイアンを使い、ボールを転がすようなアプローチショットがおすすめです。ボールをフワッと上げるショットよりミスが少ないため、アプローチでトップやダフリが多い人は試してみてください。

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カップに寄せるパター練習

ゴルフ初心者の人は、打ちっぱなしでのショット練習がメインとなりやすいですが、スコア120切りにはパターの練習も欠かせません。

パターマットを使い、距離感やまっすぐ打ち出す練習を行いましょう。

カップインを狙う必要はありません。1打でできるだけカップに近づける練習を繰り返すことで、2パット以内におさめられます。

毎ホール3パット以上打っている人は、パット数を1打縮めるだけで1ラウンドで18打も縮めることが可能。120切りの可能性がグッと上がります。

自宅でも手軽に練習できるので、普段からパターを握る習慣をつけておきましょう。

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パターマットとゴルフボール

【FAQ】ゴルフの迷惑をかけないスコアに関するよくある質問

スコアに自信がないと、周りに迷惑をかけているのではないかと不安になることも多いでしょう。

スコアを良くするには、基本的な技術の習得以外に方法はあるのでしょうか。

ここでは、迷惑をかけないスコアを出したい人によくある質問をピックアップし、それぞれ回答していきます。

クラブセッティングで120切りできることはある?

クラブセッティングを変更することで、スコア120切りを達成できることもあります。

クラブセッティングとは、キャディバッグに入れておくクラブの組み合わせのこと。上級者はコースの状況に合わせてこのセッティングを変更することがありますが、120切りを目指す初心者の人にも有効な手段です。

ポイントは難しいクラブを入れないこと。120切りを目標にする場合、ミスのリスクが高いフェアウェイウッドは必要ありません。

代わりに、比較的ミスに強いユーティリティを充実させることで、スコアを伸ばしやすくなります。

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ゴルフバッグに入ったクラブ

スコア120切りをするにはどのクラブを練習すべき?

スコア120切りを目指す上で、すべてのクラブを使いこなす必要はありません。

ドライバー、アイアン(7〜9番)、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ、パターを重点的に練習するのがおすすめです。

練習する際はハーフスイングから始め、クラブを正しい軌道で振ることを意識しましょう。

また、アイアンは8番アイアンや9番アイアンなどの短い番手のみでも構いません。無理に長いクラブを使ってもミスが起きやすいため、コースで自信を持って打てるクラブを見つけておきましょう。

120切りできない不安がある方は、ステップゴルフの活用がおすすめ◎

ゴルフの120切りは初心者にとって簡単なスコアではありません。プレーファーストやマナーに注意すれば迷惑となることは少ないですが、できるだけ良いスコアを出せたほうがゴルフを楽しめるのは事実です。

120切りに不安のある方は、インドアゴルフスクールの「ステップゴルフ」での練習がおすすめです。確かな知識と技術を持ったコーチの指導により、1人で練習するよりはるかに早く上達できます。

実際のコースを使ってのラウンドレッスンも定期的に行っており、実践的な練習もできます。コースでのマナーやエチケットも学べるため、コースデビューを控えている人にも最適です。

コースレッスンでは、3ヶ月でラウンドデビューを果たせる特別カリキュラムも用意しておりますので、未経験や初心者の方でもしっかり上達できる環境が整っていますよ。

ゴルフに関することならなんでも相談できるので、周りに迷惑をかけたくないと考えている方は、ぜひステップゴルフの無料体験を検討してみてくださいね。

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